電験三種通信講座で有名なe-DENにサブスク講座が登場!内容や価格について正直なレビュー

こんにちは、電験三種合格者のたまきです。

今回は電験三種の通信講座を取り扱っているe-DENが新しく提供を開始している「サブスク講座」について、

「電験三種を取り扱っているe-DENが新しいことを始めたみたいだけど、どんなサービスか知りたい」

「良さそうなサービスだけど実際合格するまでに使えるの?使えないの?」

こういった疑問点を解消する記事を書いていきます。

「合格するために利用する価値のある講座かどうか知りたい」

「e-DENサブスク講座の具体的な内容や利用するメリット・デメリットを知りたい」

という人はぜひ読んでください。

電験三種業界に話題のサブスクが登場

一般的になりつつあるサブスク。

ついに、電験三種業界にもやってきました。

個人運営のサブスクなどがぽつぽつ出てきていることは承知していたんですが、

「サービスの質を考えるとブログで取り上げるまではいかない」

と納得できないサービスが多かったので取り上げてきませんでした。

そんなときに、e-DENから以下ようなサービスが発表されたと知りました。

e-DENサブスク講座公式サイト

Twitterで個人での質問受付サービスなどは見かけたりしましたが、運営歴のある企業からのサービスというのはあまりなかったと記憶しているので、取り組みとしては新しいですね。

そもそもサブスクって何?

サブスクとは、毎月一定額を支払うことでサービスが受けられる仕組みのことです。

  • 料金が一定のため、支出の管理がしやすい
  • 一定の金額で大量のコンテンツ(e-DENは講義映像)を利用でき、お得感がある
  • 個人の判断でいつでも退会できる

が特徴です。

電験三種業界においては、個人が提供しているサービスは見かけたことがあるのですが、企業としては初めてではないでしょうか。

内容紹介

レビューを行う前に、e-DENの「サブスク講座」について内容を見ていきます。

公式サイトにしっかりと内容が書かれているので、ざっくりと説明すると、

  • 電気の基礎【基礎力徹底コース】(電験三種対応)
  • 電験三種 問題演習コース

以上の2つが今回提供されているe-DENのサブスク講座です。

基礎力徹底コースは文字通り、電気の基礎から学習していくタイプの動画を視聴できるのに対し、
問題演習コースは、過去問を中心とした映像を視聴できるようです。

支払い方法について

  • クレジットカード支払い
  • paypal支払い

という二種類があります。
Paypal支払いに対応しているのは個人的にはありがたいと感じるポイントですね。

ただ、Paypal払いをPayPayと勘違いしそうな人が出てきそうな気がします。

簡単にいえば直接カード情報を入力するより情報の安全が保たれるというサービスです。

PayPalでは、口座開設、口座の維持、送金などのサービスが無料で提供されている(一部有料)。クレジットカード番号や個人情報は、PayPalを通じてやり取りされるため、取引相手に知られることがなく、安全に決済を行うことができる。

利用者とe-DENとの間にpaypalが入るので、e-DEN側にクレジットカード情報が渡るのが不安だという人にとっては利用価値があるでしょう。

サブスクだと毎月の決済情報を必要としますし、情報を安全に管理する姿勢が見えるというe-DENの体制も、素晴らしいと個人的に感じます。

ちなみに当ブログ推薦講座のSATの講座は、クレジットカード払い、Amazon Pay、代金引換、銀行振込と比較的多くの支払いに対応していますし、最高水準のプライバシー保護の証である「プライバシーマーク」を取得しているので、個人情報保護も抜かり無いですね。

通信講座などの他サービスとの比較

e-DENのサブスクの特徴だけを書いていると、

「他のサービスに比べてどんな立ち位置のサービスなのか?」

という点が分かりにくかったので、当ブログで紹介している通信講座や参考書と並べて記載してみました。

電験三種e-DENの新サブスク講座立ち位置

質も内容も悪いのは、一般的に情報商材と呼ばれるもので、情報商材への注意喚起の記事でも取り上げさせてもらいました。情報商材は量も質も悪いのでサービスの中では問題外というところでしょう。

そして、今回取り上げさせていただいた、「e-DENサブスク講座」は右上の一定の質を保った講義映像の量を提供するという方針のサービスです。

講義内容や講義の質は、さすがにS評価のSATの「パーフェクト講座」には及ばないものの、多くの通信講座の講義と比べた場合比較的良いという印象です。

  • 資格勉強に出せる金額は限られているが、少しは投資できる
  • 少しの金額でたくさんの講義を見てみたい

という大学生などにはうってつけのサービスではないでしょうか。

ちなみに、当ブログ最高評価のS評価教材の特徴としては、高品質で厳選した内容をプログラムとして提供しているというのが特徴です。

お得感という意味ならたしかに量があったほうが良いのですが、効率的に合格するという点では、
コンテンツの量さえあれば良いというわけでは無いので注意が必要です。

e-DENの「サブスク講座」のメリット

e-DENの「サブスク講座」について、良いなと思える点を以下に紹介していきます。

どれだけ動画を視聴しても定額

サブスクの最大のメリットと言えるのが、動画の視聴時間、視聴数に関わらず、料金は決まっているということ。

基礎講座だけとは言え、100以上の動画を月500円で提供できてしまうあたり、さすがは長期運営のe-DENという感じがしますね。

この金額では、消費者から受け取ったお金は、動画サービス維持経費で消えていきそうな感じなので、

おそらくは、通信講座か、月3500円の問題演習講座へ移行してもらうことが目的でしょう。

いずれにしても、金額が一定であるというのはとても大きなメリットといえますね。

解約手続き方法が明確で良心的

サブスクで重要なポイントは、必要時すぐに解約できるかどうかという点です。

手続きを取らない限りは、サービスは自動継続という性質上、解約できないというのが一番問題になるポイントです。

ただ、悪徳な企業によるサービスの場合、とにかく解約方法が煩雑で分かりにくい。

電験三種とは違う業界になりますが、企業サービスであっても解約させないために、何日前に連絡するというのを書いていない場合もあります。

ひどい場合は、電話のみで解約を受け付けていて、混雑でつながらないという建前で解約させないという悪徳サービスもあったりします。

一方でe-DENのサブスクなら5日前に専用メールに連絡すれば良いということなので、簡単だし誠実だなという印象を受けます。

e-DENさんは、長期運営されている団体なので、そういった悪徳なことはやらない(やる必要がない)ということでしょうね。

運営母体が安定している

サブスクで一番怖いのが突然のサービス終了です。

特に自動継続サービスの場合、支払った金額は月割などはできないので、

「月の途中でサービス終了して支払い料金を取り戻せなかった」ということもありえます。

ただ、e-DENの場合は、長期にわたって講座を提供している団体なので、今日明日で急に潰れる可能性は低い。

よって、上記のような急に利用できなくなるリスクは低いのではないか?と感じます。

e-DENの「サブスク講座」のデメリット

e-DENの「サブスク講座」、価格は良心的ですが、どんなサービスにもデメリットはあります。

以下にe-DENの「サブスク講座」のデメリットを記載していきます。

良くないと思っても解約を先延ばしにしがち

まず、思ったのは、やはり定額サービスゆえの利用金額の膨らみですね。

Amazon Primeなど利用している人は分かると思うんですが、思った以上に解約しません。

例えば、講座内容が自分にあっていないなと感じても、

  • 今まで払ってきたから
  • 見ていないわけじゃないから
  • 大きな金額じゃないから

という感じで、長期間解約しないということが起こり得ます。

少しの金額だからこそ、管理がゆるくなりがちなのがサブスクの短所です。

サービスを利用してみて、使いづらいなと感じた場合、すぐに解約できる人でないと、利用は控えたほうが良いと感じました。

コンテンツが多すぎる

サブスクというサービスの利点として、利用料金は変わらないが、コンテンツは大量に利用できる。

という点があります。

NETFLIXやAmazonプライムなどの動画配信サービスも、低価格で大量のコンテンツ視聴が可能なのが売りです。

同様にe-DENのサブスクも100を超える動画視聴を可能にしています。

ただ、ここでデメリットとなってしまうのが、そのコンテンツの多さ。

自分の経験では、優良な質の高い講座をサービスとしている通信講座の動画ですら、スキマ時間に視聴しており、残業などがあると、テキストの問題演習が中心になっていました。

e-DENのサービスは低価格で映像講義の多さが魅力なのですが、現実問題として、

「残業続きが当たり前の社会人が100本を超える動画を視聴するのは非常に厳しい」というのが正直な感想です。

基本的に、人間が理解したり記憶するために必要なのは「繰り返し」なんですね。

繰り返しで学習内容が定着するのはテキストも講義映像も同じです。

e-DENの動画サービスの場合、映像が膨大過ぎて、くり返し見ることよりも、新しい動画を次々見ていくということが、優先されがちです。

通信講座の講義映像なら質も高く内容が厳選されているので、時間がない社会人でも「繰り返し視聴」で定着しやすいんですね。

サブスクというのは、その性質上、元を取ろうという感情が優先してしまって、復習という視点で講義映像を視聴する意識がなかなか持てないというデメリットがあります。