こんにちは、電験三種合格者のたまきです。
今回は、「電験三種やめとけ」という忠告に対して
「電験三種の勉強を続ける中でネガティブな検索結果が出てきて不安になっている」
「他の資格を検討したくなっている。電験三種は諦めたい」
という人に向けて、記事を書いています。
「本当は電験三種を諦めたくない」
「本当は電験三種に合格したいと思っている」
と感じている人は読んでみてください。
目次
なぜ「電験三種をやめとけ」と強い否定の言葉を使うのか
人はなぜ、資格を取ろうとする人に向かって否定の言葉を口にするのでしょうか。
それには以下の理由があります。
自分が合格できなくて悔しいので「電験三種やめとけ」
「電験三種やめとけ」と発言する理由で地味に多いのは、自分が合格できなくて悔しいからというものがあります。
自分が追い越されるという危機感もあるでしょうし、合格できなかったのにお前に合格されたら立つ瀬がないという気持ちもあるでしょう。
いずれにしても、自分の人生の舵取りをしているのはあなたなので、他人にとやかく言われたとしても、
電験三種に合格したいという気持ちがあるなら、誰に何を言われても合格に向かってひたすら努力するのが正解です。
もっと良い資格があるので「電験三種やめとけ」
「電験三種やめとけ」と発言する人の一つの理由として、もっと良い資格があるからというものがあります。
- もっと知名度が高い資格がある
- もっとイメージの良い資格がある
- もっと多くの人が受けている資格がある
などが主な理由でしょう。
知名度があることイコール良い資格ではないということは注意が必要です。
他人が成功するのが悔しいので「電験三種やめとけ」
私の個人的な体験を言えば、学生時代は幸運なことに他人の成功をちゃんと応援してくれる人に囲まれたので、足の引っ張り合いを感じたことはありませんでした。
社会に出てかなり経ち思うのは、うまくいっている人間の足を引っ張ろうとする人間は残念ながら本当にいます。
あなたの周りにもいるんじゃないでしょうか。
ダイエットを頑張っている人に向かって
「今頑張ってもどうせリバウンドする」
「その年で頑張っても誰も見てないよ」
などと言う人と心理は同じです。
ようするに現状に満足する甘い自分を肯定したいので、上昇志向のある人に文句を言っているのです。
後ろ向きなアドバイスに耳を貸しても、人生が好転することは全く無いので無視するのが良いでしょう。
「電験三種やめとけ」という言葉を真に受け、後悔する前に
「電験三種やめとけ」という発言を聞いて、あなたも電験三種の挑戦を諦めてしまったかもしれません。
私も電験三種に三回不合格になった時点で諦めかけました。
ただ、初心に帰って、なぜ電験三種に合格したいのかという理由を整理していったときに、
「電気の世界で生きていくには遅かれ早かれ電験三種相当の知識は絶対に必要になる」
という結論になったため、合格するまで電験三種に挑戦することを誓いました。
そして何年も不合格になり苦みながらも挑戦し続けた結果、電験三種に合格しました。
「何度も不合格になってしまって苦しい。電験三種を諦めたい気持ちが強くなっている」
不合格の連続に苦しく感じているあなたも、もう一年頑張ってみませんか。その頑張りであなたは一生報われます。
電験三種の価値を知らない無知ゆえの発言の場合もある
電験三種は専門的な資格ということもあり、かなり需要が高い資格にも関わらず、知名度が低いという特徴があります。
「電験三種やめとけ」という発言の裏には、そういった知名度の無さも関係している場合もあります。
- 今まで電気の世界に関わってこなかった
- 電験三種という単語に馴染みがない
- よくわからないのでとりあえず否定する
このように、第三者の無責任な発言がされる場合もあります。
電験三種になかなか合格できなくて苦労しているときには、意外と心に響くこともあります。
ただ、電験三種に対してやめとけと発言するその発言の裏にしっかりとした根拠がない場合は、言葉だけに踊らされるのではなく、
しっかりと自分の意志で、電験三種という方向に向かうべきなのかどうかを判断したほうが良いでしょう。
電験3種をやめとけという言葉には耳をふさぐ
私は常々、挑戦する前から諦めるという言葉を嫌っています。
もしそのアドバイスを送ってきた人が、電験三種に合格したことがないのであれば、
「電験三種はやめとけ」という言葉には耳をふさぐことをおすすめします。
というのも、
私を含め、電験三種に合格した人で、電験三種に合格して後悔したという人は見たことがありません。
合格した人は当然、資格マニアでもない限り、収入が増えたり、社内での扱いが良くなるといったメリットを十分に受け取っているため、後悔することがないのです。
合格したことがないのに、資格に挑戦することをやめろと勧めるのは全く説得力が有りません。
電験三種に合格した私が断言しますが、電験三種に合格することはかなりのメリットがあると言い切れます。
根拠を知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
【電験三種を取得し3年経過】取得後の変化と感じたことをできる限り正直にまとめてみた
5年で年収100万上げられますか?
私は合格まで4年かかっているので、電験三種の受験者の中ではかなり苦戦したほうだと思います。
私が独自に調べた結果ではありますが、私以上に合格まで時間がかかった人で5年かけてようやく合格した人もいます。
果たして5年かけて合格することにメリットは有るのでしょうか。
結論をいえば、大いに有りです。
転職サイトなどには、大幅に資格の価値を高く見せよう見せようという意識があるのか、電験三種で年収1000万などといった、独立開業してかなり成功したパターンのみを紹介しているものもあります。
ただ、「年収500万、600万」という数字は大げさでも何でもなく、電気主任技術者としてはかなり現実的な数値です。
調査対象とした約56万人のデータの年収中央値、すなわち「ちょうど真ん中の年収」は350万円です。
あまり下がることがない「非常に長い期間一定の収入が期待できる」という強みがあります。
例えばあなたが同じ企業で働いたとして、5年かけて年収を100万あげることはできるでしょうか。
おそらく多くの方が難しいと答えるのではないでしょうか。
しかし電験三種に合格してしまえば、独立開業というリスクを負わなくても、転職すれば年収100万円アップはかなり現実的なものといえるのです。
「人間諦めることも必要だ」という甘い誘惑
「電験三種はやめとけ」と言われて、
「人間諦めることも必要だ」
とか
「諦めることは悪いことではない」
という言葉を聞くと、
何も成し遂げていないにもかかわらず、なんとなく良い印象があります。
ただ、実際には自分が努力しなければならない場面で逃げただけということがほとんどです。
- 本当に自分が優先したいものが他にあるのか
- 苦手だから諦めるということではないか
- 自分の人生の目的からそれて行かないか
以上のことをよく考える必要があります。
その上で、
- 誰かに言われたからやめたわけではなく
- 時間や環境のせいにしたわけでもなく
- 自分が次に向かうべき目標がはっきりしている
場合であれば諦めることが「前向きな選択肢」となるなら、ありと思います。
しかし、勉強が苦しかったり、なかなか合格が見えてこない場合はすぐに諦めてしまうのではなく、勉強のやり方を変えるなどするほうが良いでしょう。
例えば、通信講座の活用などは、私自身も不合格が続いていたときに、点数を大幅にあげるきっかけになったので、取り入れることをおすすめします。
例えば以下の通信講座は2022年度年間合格者数NO.1に輝いた実績のある講座なので、諦めるのは受講してからでも遅くないです。
「第三種電気主任技術者パーフェクト講座」のレビューを見てみる
まとめ
今回は「電験三種はやめとけ」という発言について、取り上げてきました。
- 「電験三種はやめとけ」という言葉は前向きなアドバイスではないので耳を課す必要はない
- 電験三種に合格して後悔したという人は見たことがない
- かなり時間を掛けて合格したとしても電験三種合格のメリットは大きい
という結論がいえます。電験三種を諦めそうになっている人はこの記事を読んでもう一度勉強に立ち向かってみてはいかがでしょう。