電験三種の通信講座の選び方

電験3種の通信講座は、それなりの出費になることもあり、合格するために通信講座が本当に必要なのか、どんなものが必要か適切な判断が必要です。私もあなたと同じで、受験当時はかなり迷いました。

そこで、電験3種を合格した私、たまきが「確実に電験3種に合格するための受講判断チャート」を作成しました。

結局いろんなことを言って、受験者全員にとって通信講座が必要という結論に誘導する業者サイトとは全く違うので安心してください。

1.そもそも通信講座が必要か?

まず電験3種を取得した私の経験上、通信講座は受講したほうが良いです。

ただ、中には通信講座がなくても合格できるレベルの方もいます。必要でない人に、必要だと煽って買うのはお金の無駄です。

私の経験と、周囲の合格者の意見から考えると、電験3種の通信講座が必要ではない人は

  • 最新年度の理論科目で70点以上取れる
  • 電気を専門に学ぶ短大、大学卒業二年以内
  • 高校二年生までに学習範囲の数学が得意である


という方です。

最新年度の理論科目で70点以上取れる

1つ目の理論科目70点以上という基準について。「理論」科目を重要視しているのは、「理論」科目が電験3種という資格の土台だからです。
少なくとも現状で70点以上を取れるということであれば、独学でも大丈夫です。今から数ヶ月、本気になって勉強してください。少なくとも全科目合格できる水準は自力で到達できます。

合格水準に当たる60点ではないのは、実力で60点しか取れない場合は基礎がおろそかになっていると考えられるからです。基礎がしっかりしていれば、実力でも75点以上が取れます。

電気を専門に学ぶ短大、大学卒業二年以内

2つ目の卒業してから二年という基準について。職場では電験三種を受験した人が沢山いるのですが、高学歴の方が、電験3種に落ちてしまうという例を何度も見ました。

残念ながら、不合格となってしまう方は、電気系の大学を出ているからと電気数学の学習をおろそかにしたり、勉強時間をあまり確保しないといった油断から落ちています。

ただ、逆に言えば卒業して二年以内程度であれば、勉強をしていたときの感覚も残っていますし、知識もそこまで抜け落ちていることもないはずです。学生時代にしっかり勉強していて、基礎が身についているのであれば、独学でも問題なく合格できます。

数学が得意である

3つ目の数学が得意という基準について。数学が得意というのは、高校二年までの範囲の数学が完璧に解けるというレベルの事を言います。

電験3種は計算力が合格の鍵をにぎると言われるほどの試験です。

つまり、数学が完璧なら独学でもなんとか合格水準まで達することができるということになります。

実際、ほとんど電気のことを良くわからない、あるいは理解できてなかったが電験三種に合格してしまったという人は、数学が得意であるという傾向があります。

もちろん、電験3種は電気設備を管理するので、責任がとても大きく、理解がおぼろげでは絶対ダメです。ですが、独学で合格するかしないかという話に限って言えば、理論70点以上を得点でき、加えて高校レベルの数学が得意、完璧であるという自信があれば、なんとか自力で合格できるだろうということです。

ただ、上記の条件に当てはまらなくても、

「何年も不合格になる苦労はしたくないし、最短で確実に合格したい」

「電験三種の勉強方法に不安を感じたくない」

という方は受講する必要があります。

2.どんな点で選ぶ必要があるのか知る

サポートの充実度は通信講座を選ぶ上で最も大事なポイントと言えます。

電験3種において、何を基準に選べば良いか?これは悩みどころです。お金が沢山必要なものもあれば、手軽な値段の講座も存在します。質問がたくさんできる講座もあれば、インターネットで学習できる講座もあります。

たくさんありすぎて迷う事が多いです。ただ、一つだけ、

「お金を出す以上は後悔したくない」

ということは万人に共通ですよね。

そして、勉強して苦しみぬいて合格した経験、20を超える電験三種ブログとして最多の参考書レビュー、通信講座を利用した合格者として感じたメリットを、熟考した結論として重要視すべきはサポート体制だという結論に達しました。

なぜなら、サポート体制こそが通信講座が参考書のみの独学と大きく違う特長であり、合格のためにはサポートが絶対に必要だからです。

大まかに独学と通信講座の違いは以下です。

電験三種の通信講座・独学の違い

以上のように様々な違いがあります。合格までのサポートが充実しているのが通信講座の大きなメリットです。

また、

合格した経験上、絶対に必要と考えているのが質問サポートです。

電験三種の挫折の原因の多くが、「問題を何回解いても理解できないし、疑問点がいつまでも解消されない」という悩みです。

質問サポートは問題・テキストで分からない点をメール等で回答してもらえるというサービスです。

質問をすることはネットで無料でも可能ですが、知恵袋や無料回答の場合だと

  • 適切な回答がない場合が多い、探すのに時間がかかる
  • 無料なので、質が保たれていない、回答が間違えている
  • 回答の締切がない、または回答されないことがある

という問題があります。

最近は、SNSやブログなどで疑問点の質問を受け付けているところもあります。しかし、その多くは無料での提供です。無料だと回答義務はありません。回答者も、合格者というだけで教えるプロではないことがほとんどです。合格するだけの知識があることと、わかりやすく教える能力があるかどうかは別の話です。

通信講座の場合だと、有料サービスのため、質問への回答は義務となっていて、回答スピード、質ともに高い水準です。

通信講座の場合は、電験三種の知識の豊富な教えるプロが回答を行っているので、質が高い回答が速くきます。

また、通信講座でもサポートが悪いものもあります。どんなに安くてもそれ相応の価値がなければ買う意味はありません。

電験3種は一度取得してしまえば一生通用する資格です。

わざわざ参考書より高額な通信講座を買うからには良いものを買いましょう。
できるだけ安く済ませようと、悪いものを買うよりも、良いものを使って合格まで安心して勉強することのほうが何倍も大事です。

3.どの通信講座が必要か?

中にはおすすめできない通信講座もあります。
本当にあなたに親身になってくれるサイトがどれだけあるでしょうか?

「とりあえず有名な講座を勧めておけば問題ないだろう。」

「とりあえず安いものを勧めておけば安心だろう。」

そんな適当な感覚で紹介しているサイトが多くあります。

あなたの貴重な時間とお金を無駄にしてしまわないために、駄目なものは駄目とはっきり言いたいと思います。電験3種の通信講座と一言で言っても、非常に沢山の教材が溢れています。

「どれを選べば自分にとってベストなの?」

「お金も時間も限られているし、教材選びで失敗したくない!」

そのような悩みはつきません。

しかし、安心して下さい。電験3種保持者の「たまき」がどの講座を選べばよいかはっきりと申し上げます。

その1.「通信講座自体が不安」なあなたは長期返金保証を行っている講座を選ぶ

電験三種パーフェクト講座の選び方

通信講座はサポート体制が重要であるという旨は上に書きましたが、まず重要なサポートとしてあげられるのは返金保証です。あなたの貴重なお金を出すわけですから、納得して使用したいはずです。しかし、通信講座を利用したことがない人は、通信講座が本当に有用かどうか不安ですよね。その不安を解消するためにはリスクなく試せることが大事です。

通信講座を利用したことのない場合、本当に通信講座が合格に必要なものであるか、実際に使用してみないことには納得できないということもあるかと思います。そんなとき、返金サポートの重要性が増します。

以下に紹介する講座は、使用感や実際の学習で活用できるかなどを十分すぎる日数で判断して、納得した上で受講継続を判断できます。

通信講座としては最も返金期間が長いです。さらに、業界最薄テキストのため最短合格には一番適しています。

返金サポート以外にも、最大30回の無料質問サポート、翌年質問回数リセット、商品の破損の無償交換等の独自3大サポートを行ってる講座です。

その2.「一年間じっくり取り組みたい」あなたは補足教材が充実している講座を選ぶ

ユーキャン電験三種合格指導講座の選び方

短期合格には正直向きませんが、一年間じっくり取り組んで実力を伸ばしていきたい人もいるでしょう。そんな方には、価格以上の充実した教材が揃っているオールインワン講座を選びましょう。

「あなた」のために作られた学習スケジュールに沿って、勉強を行っていきます。試験日まで一切迷うことなく、合格まで一直線に進みます。

付け焼き刃の勉強ではなく、合格後を見据えた実力をつけていきます。少しずつ前へ進みながら、合格をたぐり寄せることが可能です。

質問サポートはもちろん充実しているおり、本編4科目のテキストだけではなく、補足教材も充実している講座です。