こんにちは、電験三種合格者のたまきです。
今回は電験三種で不合格になっても挫折せず勉強を継続できた要因について
「電験三種の合格を諦めてしまいそうだ」
「不合格を繰り返してしまってモチベーションが最悪」
という悩みについて、なんとか脱却するための記事を書いていきます。
「電験3種の不合格から一念発起して、やっぱり合格したい」
「不合格になっても、合格に向けて勉強を継続する方法を知りたい」
という人はぜひ読んでください。
目次
はじめに
電験三種に合格できた理由はいろいろありますが、まずいちばん思いつくのは不合格になっても諦めずに継続し続けてきたからにほかなりません。
「それだけ不合格になっただけでも普通は諦める。勉強をし続けることだけでもすごい」
と言われ、たしかに自分の中では当たり前に思ってきたことでしたが、重要な要素であることを再確認しました。
ちなみに当ブログ「でんけんぱ」も早いもので、ブログ執筆を継続し続けて5年目になりました。読者様にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございます。
「継続は力なり」と言葉では簡単だが、実践は簡単ではない
よく、「継続は力なり」という言葉が聞かれます。
確かに、継続することで得られるものは大きいです。それが語学学習であろうと、資格取得であろうと、継続することでしか、実力を身につけることはできません。
そこで、どうして自分は不合格という結果でくじかれてもなお、勉強することができたのか、要因を分析することで、今現在電験三種の合格のために頑張っているあなたに、役立ててもらいたいと思い書かせてもらいました。
電験三種に不合格になり続けても勉強を継続できた要因を分析
電験三種に不合格になってしまうと、勉強の継続を諦める人も多いと思います。
そこで、なぜ自分は不合格を繰り返した中で勉強を続けることができたのか、要因を分析してみました。
「合格する」と上司に宣言した
合格の宣言については、過去の記事でも何度か触れてきました。
電験三種に不合格でも諦めなかった要因としては大きかったと未だに思うので再度触れておきます。
私が上司に合格を宣言した結果合格できたということからみても、効果は絶大だということは断言します。
ただ、これはもろはの剣です。もし仮に、浅間通り合格できなかった場合、自分の評価を下げてしまうことに繋がります。
自分の場合は、「自分一人の力だけでは自分に甘くする」と自分の性格をよくわかっていたのであえて、リスクを取って宣言しました。
もし、合格しなければあとがないという状況に持っていきたければ、上司に宣言するというのは有効な手です。
家族に宣言するということでも同様の効果はあるのですが、やはり家族ですので頑張りを評価しがちです。
資格取得においては、合格という結果のみを求められます。
ほんとうの意味で「宣言」の効果を得たいのであれば、上司や同僚など、合格しないと恥をかく、評価を下げるという状況に持っていくことで最大の効果を得られます。
継続という意味においては、非常に大きな効果を持った行動だったと今も思います。
毎月電験三種に関連する出費を計算してみた
興味本位で、昔電験三種にどのくらい出費をしたのか?ということをまとめてみたことがありますが、有効な手段の一つと言えます。
以前の記事で、痛みをともなう学習は一つの手段として有りという話をしましたが、出費をし続けることはもちろん、出費を確認することで、かなり、自分の行動を電験三種に縛る事ができたと感じます。
しっかりと毎月のように電験三種に関する自己投資をしていれば、一年間もあれば、かなりの出費になっていると思います。
電験三種にかけたお金が、諦めた瞬間にドブに捨てることになると思えば、電験三種を諦めるという行動を取りにくくすることは間違いありません。
不合格になった結果を悔しさにつなげる
合格した人はどうだったのだろうか。ということを具体的に意識してみるということもしました。
人は自然と自分は劣っていると思いがちな生き物なので、不合格になったという結果を
「自分はどうせ合格できないんだ」
という方向に意識を持っていくと、諦めるという選択肢が頭の中に入ってしまいます。
脳が諦めモードにならないために、合格した人はどういう未来を送っていそうか、という点について想像して悔しいという気持ちに転化させました。
結果に関して落ち込むのではなく、自分のやる気に火をつける材料として利用したことが、勉強の継続に結びついたと感じています。
常に電験三種を意識する状況を作っていた
不合格でも勉強を継続できていた理由の一つとしては、電験三種を意識する環境を作ろうと、意識していました。
具体的には、
- 電験三種に合格する目標をリビング・自室・トイレなどいたるところに貼る
- スマホのお気に入りページに電験三種関連を登録しまくる
- スマホのトップページを電験三種の公式サイトにする
このようにして、どのような生活をしていても、常に電験三種が頭の中にあるような生活を意識して作っていました。
不合格になったときに、電験三種から離れるということに違和感を感じるような環境を作っていたことが、電験三種に挑戦し続けることができた要因の一つと感じています。
危機感を文章化した
継続することができたのは、やはり危機感ということにつきます。
それも、頭の中でぼんやりと考えているのでは、意味がありません。
危機感を文章化して、言語化して手帳に保存しておく。これが有効です。
自分が合格しなかった場合、どんな不幸が訪れるのか、文章化していきました。
具体的には、合格しなかった場合、訪れる可能性のある不幸を50個程度挙げてみました。
すると以外にも、自分が電験三種の勉強を継続すべき理由が簡単に見つかったんですね。
なんとなく合格したい、では合格できないのが電験三種の難易度ですので、以上のように言語化するのは有効な手段です。
あなたが電験三種に合格するためにできる現実的な「継続」を整理してみる
勉強の継続に関しての基本は、とにかく継続のハードルを下げることです。
おそらくですが、この記事を読んでも実際に行動するのは、全読者の10%に過ぎないでしょう。
それでは全く意味がないので、実践のハードルを下げてできることを書きます。
なお、あくまでも継続するためのとっかかりであって、これだけすれば合格するというわけではありませんので注意してください。
あくまでも以下の行動は「最初の一歩」であって、継続的かつ、一定以上の量の勉強は必要ということは頭に入れておいてください。
気がついたときに「電験三種に合格する」とつぶやきまくる
よく夢を実現する方法として、目標を達成するには、目標を紙に書いて、朝晩の二回目標を読み上げるということがあります。
ただ、個人的には、目標の読み上げが朝晩の二回では全く足りないということが実践してみた正直な感想です。
そこで、とにかく電験三種という4文字を思い出した瞬間に、「自分は電験三種に合格する」とつぶやいてみることをおすすめします。
幸いにも、最近はマスクの装着が当たり前になっているので、多少つぶやいたくらいでは他人にバレません。
やる気に関係なく、つぶやくだけならいつでもできるので地味ですが効果的な方法です。
帰宅後できる限り「無心で」テキストを開く
将来の苦労を想像してしまうという心理的なプレッシャーがあります。
よく、
「まずは5分やってみる」という言葉を耳にしますし、当ブログでも書いたことはありますが、
そもそも継続できない人にとっては、5分勉強するのも高い壁です。
というのも、最初の5分を想像しても、その後何時間も勉強するという苦痛を想像してしまうからです。
勉強を継続するためには、まずは無心でテキストを開くことを意識してみてください。
無心でというのは難しいですが、自宅に帰ってきて、そのままソファーなどに座らずに、勉強場所の椅子に座る。そして、テキストを開く。
これだけできればまずは上出来でしょう。
テキストをしまわず、常に机の上に置きっぱなしにしておくとより良いです。
これを「毎日」行ってください。
私の経験上も、人は一日サボると、2日も3日もサボりたくなります。そうならないために、まずは、毎日できることを継続することから始めましょう。
家族や恋人のLINEに「電験三種に合格する」と書いてみる
上司や、同僚に宣言するのは、やっかみを買ったり、評価を下げたりするリスクがあります。
しかし、家族であれば、資格勉強自体が前向きな行動ですので、まず応援してくれるでしょう。
宣言するだけでも、自分にプレッシャーを掛けることができるので、宣言しない手はありません。
まずは、家族や恋人など、応援してくれる人のLINEで宣言してみることをおすすめします。
まとめ
電験三種に不合格でも、勉強を継続するための方法について、要因を分析するとともに、具体的な方法も書いてみました。
- 不合格でも目標を宣言してプレッシャーを掛け続ける
- 継続のためのハードルをとにかく極限まで下げる
- 電験三種への意識を忘れないための意識づくりを毎日行う
以上のように意識して、電験三種に不合格でも決して諦めず、勉強を継続していきましょう。