こんにちは、電験三種合格者のたまきです。
今回は電験三種の通信講座を利用しても合格できない人の特徴について、
「電験3種の勉強をするために、通信講座を受けたが、いまいち活用しきれない」
「通信講座をお金を払って受講するからには失敗したくない」
という不安について、なんとか脱却するための記事を書いていきます。
「電験3種の通信講座を100%活用して合格したい」
「効率よく合格するために通信講座を学習に活かしたい」
という人はぜひ読んでください。
目次
通信講座という優れた方法に隠れたデメリット
参考書ではなく、通信講座を利用するということについて、
- 出題範囲が厳選されているので、自分で出題傾向を研究する必要がない
- 高品質の講義、質問サポートなどの充実
- 合格のための効率的な勉強法を学べる
などのメリットがあります。
ただ、「通信講座を利用するデメリットはないのか?」という、意見については、自分の経験上も、デメリットも確かに存在するといえます。
この点他のブログは隠そうとする部分でしょう。自分は、ブログは消費者が読んでいる以上、消費者が不安に思うことは正直に言わないと存在する意味がないと思っているので言います。
通信講座は受講するだけでは合格できず、使い方も重要です。合格する実力を身に着けるために、気を付けることがあるのも事実です。
いかに優れた通信講座といえども、使い方を間違えば不合格になってしまうのも事実です。
なぜ通信講座を利用しているにもかかわらず、不合格になってしまうのか
不合格になってしまう要因の一つは、通信講座を受講したことで満足してしまう人が多いからです。
自分自身も、通信講座を活用して合格することができた経験から言うと、お金を失ったことがやる気につながるのは最初だけです。
最初は、大きなお金を通信講座に投資しているので、やる気もモチベーションも高い状態ですが、失ったお金というのは過去の話なので、それが直接やる気の継続に結び付くわけではありません。
もちろん、当ブログで推薦している講座など含め、やる気の継続に必要なサポート、プログラムは組まれているのですが、受講しただけで満足して行動しないと合格することはできません。
電験3種は、ただ受講するだけではなく、しっかりと活用することが必要なのです。
通信講座を利用するときの注意点
それでは、どうしたら「通信講座を活用できない」というリスクを回避することができるのか。必要な行動についても記載していきます。
通信講座と参考書を併用している
自分も通信講座を利用した際に、教材のページ数が薄く、実力が身につくかどうか不安だった時期があります。
同じように、参考書でみっちり勉強してきた過去を持つ人ほど、通信講座をいまいち信用しきれないということもあります。
通信講座の教材はもちろん参考書と同時に進めることを想定していないので、勉強効率はかなり悪くなります。
電験3種をでんけんぱ運営者「たまき」が取得するまでの軌跡【3年目】
以上の合格体験記でもお話ししましたが、不安という気持ちを解消するために、参考書を同時に使用することは、デメリットが大きいです。
せっかく通信講座の開発側が合格するための最高効率の勉強範囲を、時間と手間をかけて選定しているのに、参考書を使うことでそのメリットが帳消しになってしまいます。
そのため、通信講座を利用すると決めたのであれば、通信講座の内容を信用してみる。通信講座の教材だけで合格することを決める必要があります。
通信講座を100%活用していない
電験3種の通信講座に限らず、通信講座で不合格になりがちな人の傾向として、100%の活用をしていない。ということが挙げられます。
例えば、でんけんぱ推薦講座のSATの「電験3種パーフェクト講座」では、講師への直接質問ができるZOOMの質問サービスは、受講期間中に1回15分 / 5回まで無料ですし、メールでの質問も一括セット購入者なら30回出来ます。
しかし、使っていない人も多いでしょう。せっかく講座料金を払っている以上、サービスは100%利用しないと損です。
30回以下しか質問することがないという場合も多いかとは思いますが、少なくとも、自分があいまいになっている部分の質問をすることで、頭の中が整理されるということもあります。
自分も、通信講座を利用した際は、サービスの隅から隅までフル活用してます。
むしろ、通信講座のサービスを100%使い倒す覚悟が無ければ合格できないのではないでしょうか。
復習をしっかりとしているか
このブログを定期的に読んでいる方は耳にたこができるほど聞いていると思いますが、復習はとても大事です。
通信講座の隠れたメリットは、内容がコンパクトなので、復習がしやすいことにあります。
大量の知識を勉強し、詰め込むことが最適な勉強方法というわけではありません。
詰め込み型の学習は、電気工事士などのある程度範囲が絞られた資格試験ではうまくいくかもしれませんが、電験3種など範囲が膨大な試験では通用しません。
通信講座を否定している人にありがちな意見としては、「内容が薄すぎるからダメ」という短絡的な意見が出ることがあります。しかし、通信講座というのは、ただ薄くしているわけではなく、合格に必要な範囲を時間をかけて選定しているんですね。
したがって、参考書を利用している人よりも、限られた範囲を何度も復習することができるので、定着率が上がり、勉強内容を効率的に身に着けることができるというわけです。
逆に言えば、通信講座を利用していても、復習をしなければ、いくら通信講座を利用していても効果を発揮することは難しいです。
- 毎日30分でもいいので復習の時間を取る
- 苦手な分野は特に重点的に復習する
- 一週間にまとめて復習するよりは毎日少しずつでもよいから復習する
このように意識することで、効率的に復習を行うことができます。
この記事を読まれた方は、今までより、復習という点を意識して勉強してみてください。
開発者の手順通りに利用しているか
通信講座には、どのように教材を進めていけばよいか、説明している冊子が付属しています。
つまり、「学習手順の冊子」の通りに学習すれば、合格するだけの実力が身につくようになっています。
しかし、手順を守らずに、自分の判断でいきなり過去問を解いてみたり、問題冊子を解いてしまうのは良くありません。
教材の開発者が想定した順番が最も効率の良い手順にあるにも関わらず、自己流で勝手に勉強すると、実力が身について行かないので、教材を難しく感じたり、学習効率が落ちたりしてしまいます。
教材を進める順番については、でんけんぱの推薦講座であれば付属しているので、良く読んでから学習を進めましょう。
教材本編と比べて、薄い冊子なので、軽視する人もいますが、効率的に実力を身に着けるという意味では必ず勉強の順番を守る必要があるので注意が必要です。
いかに優れた教材があっても、適当に利用して合格するのは天才だけです。
自分の実力をしっかりと合格レベルまで引き上げたいという人ほど、しっかりと勉強手順、教材が提示したスケジュールは守るようにしてください。
不安なことがあれば、通信講座の提供企業に相談する
でんけんぱ推薦講座であれば、メールサポートにも対応しているので、不安なことがあれば、通信講座の提供先に相談してみるのが良いです。
自分だけで解決しようと悩むのは良くありません。通信講座のことについて一番良くわかっていて、利用者のデータが蓄積されているのが、通信講座の提供企業です。
SATの講座であれば、
私たちは短期間で合格できるよう、精一杯サポートさせていただきます。
上記画像の「質問・お問い合わせ」より簡単にご相談いただけます。
一人で抱え込まずに、どうぞご相談ください。
とあるように、受講者であれば気軽に相談できる環境もあるので、悩むより、相談することで解決することができるでしょう。
まとめ
通信講座を利用しても不合格になってしまうことについて、
- 通信講座を100%活用するという意識が大事
- 開発者側が考えた学習手順、プログラムには従う
- 通信講座と参考書の併用にはリスクがある
以上の点に気を付けて、通信講座を活用していきましょう。