こんにちは。電験三種合格者のたまきです。
今回は電験三種の勉強について
「毎日勉強を頑張っているのに点数が伸びない」
「努力していても、点数が伸びないのでやる気が落ちている」
という悩みを解決するための記事を書いていきます。
「電験三種のやる気が低いときの乗り切り方を知りたい」
「電験三種の努力を継続するためにしたほうが良いことを知りたい」
という人はぜひ読んでください。
目次
電験三種の実力が伸び悩むタイミングについて
電験三種を勉強していくと、実力が伸び悩む時期は必ずきます。
さて、電験三種の過去問は、自分の実力を図るのに最も大事なテキストです。
しかし、点数は、勉強時間に比例して伸びていくわけではありません。
まずは、以下の図を見てください。
このように、電験三種の問題をとく実力は、あるときを堺にして急激に伸びていきます。
逆に言えば、どれだけ勉強しても結果に現れない時期は必ずあるということです。
電気数学については、基礎的な部分は義務教育で習う範囲ですし、実力の伸びは実感しやすいです。
ただ、しばらく勉強をすすめるに当たって、理論科目からすぐに難易度が高いことに気づき始めました。
最初の年度の勉強で、初めてから2ヶ月目程度で、さっそくスランプ期に陥りました。
勉強しても、勉強しても実力が点数にも現れないので、モチベーションも下がりました。
TwitterなどSNSの意見を見ていると、勉強開始から3ヶ月目~5ヶ月目にスランプになる傾向が強いと感じました。
電験三種の点数が伸びないときに意識すべきこと
私が、過去問の点数が伸びないときに意識したことは、分からない問題に時間を掛けないということ。
問題がわからないと多くの人は
- 分からない問題を時間を掛けて考える
- 時間をかけるので問題数をこなせない
- 問題数をこなせないので、実力が伸びない
という悪循環になりがちです。
実際に、点数が伸びないときは、分からない問題をなんとか理解しようとして、時間をかけすぎてしまう傾向にあります。
そのときに重要な考え方は、理解できるものを優先して、問題数を多くこなし、少しでも繰り返しの回数を多くすることです。
- 分からない問題は人に聞いたりして、自分の力で解くことにこだわらない。時間を掛けない
- 分かる問題・分かりそうな問題に集中して解く
- 効率よくスピード感を持って問題数をこなせるので実力が伸びていく
以上のように考え方を変えると、効率的に問題を解いていくことができます。
短い時間で多くの問題を解くことを最優先にすることが点数を向上させる最も効率の良い方法だと実感しました。
さらに、分からないものが理解できるタイミングというのは突然やってくることも多いです。
全く違う科目を演習していたのに、別の科目の知識が、分からない問題の疑問点を解決するきっかけとなり理解できるパターンなどです。
意外と分からない問題を放置して、分かる問題・分かりそうな問題に注力して問題演習を進めたほうが、理解できることも多いのです。
合格者のたまきがスランプ時にやってきたこと
電験三種が難関資格である以上、誰にでも、点数が思うように伸びないスランプはやってきます。
そんなときに、合格者のたまきがやってきたことについて、経験者として書いていきます。
自分で考えることより、速く多く問題を解くことを優先
不合格だった頃は、自分の力で問題を解き切ることが最も大事なことだと考えていました。
問題数を犠牲にして、分かるまで深く調べたりして、納得できるまで悩んだすえ、解くことが大事だと考えていました。
しかし、不合格が続いてしまったので、自分の中でも何かを変えなければと思っていました。
そこで、上記に書いたように、自分で悩むことよりも、
- 分からないことは通信講座の質問サポートなどプロに任せる
- 分からなければ悩む前に回答を見てしまう
ということを徹底しました。
すると、自分で悩んで問題を解いていた頃よりも、問題数を同じ時間で数倍こなせるようになり、目に見えて点数が向上していきました。
「資格取得は時間との勝負である」
と考えると、
自分で悩むことはもちろん大事ですが、限られた時間でより多くの成果を得ることが最重要である
という結論にいたりました。
自分の力で解くことよりも、解答するスピードを強く意識した結果、問題演習量を圧倒的に増やすことができ、合格することができました。
勉強した記録を大事にする
資格取得するには、とにかく自分を信じる。これにつきます。
ただし、信じると言っても、電験三種クラスだと、単純な精神論ではうまく行かないのも事実。
そのため、自分の能力を単純に信じるのではなく、今までやってきた履歴を振り返ることが重要です。
- 計算を記入してきたノート
- 勉強記録
- 問題演習の回数の記録
これらを振り返ることで、休むこと無くしっかり勉強してきたという実績を自信に変えることができます。
勉強法を参考書から通信講座に変える
参考書を利用して勉強した結果感じた問題として、
- 簡単な参考書はスムーズに勉強が進むが、過去問になるとほぼ解けない
- 難しい参考書は過去問を解けるレベルではあるが、難しくて進まない
私は、難しい問題を解くために難しい参考書が必要と考えたため、特に勉強をすすめるのは苦労しました。
また、逆に、難しすぎると感じたために優しい参考書に取り組むと、過去問を全く解けないという問題にも直面しました。
色々熟考した結果、通信講座を利用することにしました。このことで、分かりやすいテキストと、いつでもプロの分かりやすい回答を貰えるという環境を手に入れました。
カリキュラムなどで、勉強方針も決めてくれたことで、勉強方法についての悩みがなくなり、順調に実力と点数を伸ばしていけました。
電験三種の合格のため、スキマ時間を徹底活用する意識を持とう
電験三種に合格するにあたって、合格を引き寄せるスキマ時間活用の方法について解いていきます。
まず、資格試験では、学生を除いて、勉強だけを集中的にできるという環境が有る方が少ないです。
- 育児・家事が毎日ある
- 残業続きである
- 休日出勤が頻繁にある
以上のように、勉強を妨げる要因はいろいろあります。
その状況下で、勉強時間を伸ばす思考は、スキマ時間の徹底的な活用です。
例えば、一日5分も、一年間積み重ねれば、30時間にもなります。
過去問になれると、一時間程度で解けるようになってくるので、実に過去問10年分を3回解けるだけの時間が積み上がるのです。
このときにまとまった時間がなければならないという固定観念があると、
- 5分勉強したところで無意味
- 時間がないから合格できないのも仕方ない
- 勉強できない状況が悪い
このように考えてしまいます。
そこで、なるべくスキマ時間があれば勉強は可能だという考え方をするようにしましょう。
- 残業になってしまったけど、5分だけでも勉強できる
- 少し勉強できるだけでも積み上げれば合格できそう
- 残業が多くなったけど、短時間で集中的に勉強しよう
このように意識することで、スキマ時間も活用してみようと思えるようになります。
「勉強にはまとまった時間が必要だ」
という考え方だと、少し予定が狂ってしまうと悪い方向に考えてしまいます。「明日にやればいいや」という甘い考え方になってしまうのです。
考え方しだいで5分という時間に対する捉え方が180度違ってくるのです。
どんな少ない・小さな時間でも有効活用するという意識が合格につながっていきます。
電験三種の点数が伸びないことに焦る必要はない
勉強量は増えているのに、点数は一向に伸びない。努力が実力に現れない時期はとても焦ります。
私も、同じ経験をしたので、焦りが日に日に増していく辛さはよく分かります。
そして、電験三種を受験すると決めたあなたには、焦る必要はないと伝えたいです。
もちろん、毎日勉強していくということが大前提です。
しかし、毎日勉強して、一歩ずつでも毎日前進しているのであれば、合格には確実に近づいています。
ですから、すぐに点数に現れなかったとしても焦らないでください。
毎日コツコツとやるべきことをやる。毎日の地道な努力が合格に結びつきます。
まとめ
電験三種の点数が伸びないことについて、
- 実力は伸びているので、焦らずに毎日の努力を重ねる
- 伸び悩んだときは、問題演習量を意識して、量をこなすことを意識する
- スキマ時間を徹底的に活用して、勉強時間を増やす
以上を徹底することで、電験三種に合格する実力をつけることができます。
諦めずに毎日の努力をしていってください。