こんにちは、電験三種合格者のたまきです。
今回は電験三種で得られる、転職や年収アップ「以外」のメリットについて
「電験3種の勉強をすることで得られるメリットについて詳しく知りたい」
「電験三種の取得する過程で自分の生活の質にどのような影響があるのか」
という疑問点について、解説する記事を書いていきます。
「モチベーションが下がってきたので、勉強のやる気を出せる情報を知りたい」
「電験三種が自分の人生にどのような影響を与えていくのかを知りたい」
という人はぜひ読んでください。
目次
電験三種の合格で、すぐ目に見えないメリットを得られる
電験三種に合格すると、転職で有利になったり、給料UPを望めることは、合格後の経過に関する記事でも書きましたが、
目に見えない部分でのメリットもたくさんあります。
例えば、代表的なものとして、自分の未来のための努力がしやすくなるということです。
電験三種の合格のため、求められる努力はとてもレベルが高いものになります。
よって、生活の質が良くなるための行動はより簡単に取り組みやすくなるのです。
電験三種合格による転職、就職「以外の」メリット
転職のしやすさや、給料UPについての記事はたくさん書いてきましたので、今回は、転職・年収以外について、どのようなメリットが有るのかを書いていきます。
誘惑に惑わされにくく、自分に厳しくなれる
世の中には自分が努力しなければならないこと以上に誘惑がたくさんあります。
- ダイエットしたいけど甘いものが食べたい
- 運動しなければならないけど面倒くさい
このように、人間は誘惑には惑わされてしまいがちです。
しかし、電験三種を勉強するにあたって、誘惑に負けずに勉強し続けてきたことで、簡単には誘惑に負けないようになったと感じています。
実際、電験三種に合格した人は、継続的な努力が必要なことを行うことが得意になっているという印象があります。
電験三種に合格するためには、毎日勉強する必要があります。
誘惑に負けないようにする訓練を毎日行ってきたのと同じことなので、誘惑には強くなれます。
電験三種に合格するにあたり、辞めたいと思っている習慣を断ちやすい
電験三種に合格するにあたって、飲酒などの習慣をやめた人もいると思います。
飲酒はあくまで例として出しますが、飲酒そのものが悪い習慣というわけではありません。ただ似たような例で、なにかやめたいと思っている習慣を持っている人もいると思います。
普通にお酒を控えようと思っても、なかなか難しいものがありますが、資格勉強となると、意外と辞めることができる人が多いです。
これは、
- 飲酒を続けることによるメリット
- 飲酒を続けることによるデメリット
以上を比較したときに、勉強する場合、記憶に悪影響があるので辞めるメリットのほうが大きいと感じるからです。
電験三種の勉強をしている場合、合格するために飲酒などを辞めやすい環境が整っているといえます。
電験三種に合格すためには少なくとも半年以上は勉強しなければなりません。
人間が物事を継続するためには21日間続ける必要があると言われています。
つまり、合格するほどに勉強している状況は、既に悪い習慣を経ってから、21日以上継続している状態になっています。
合格するために、辞めてしまった習慣は、合格する頃には既に辞めた状態が普通となっているので、断ちやすいのです。
生活の質を向上させるために必要な継続力を得る
- 筋トレ
- ダイエット
- 語学学習
など、継続することが必要なスキルアップは多くあります。
ただ、これらは多くの場合一日一時間程度の時間を確保できれば良いため、既に電験三種の勉強で一日2~3時間程度の勉強を確保している受験者にとっては、さほど高くないハードルとなっているのです。
よって、以上の習慣を継続するための心理的なハードルが下がっている分、生活の質向上に必要な行動を起こしやすく、継続もしやすい継続力が身についています。
たとえ一年目に不合格になっても得られるメリット
電験三種の勉強を続けることが難しい一つの理由として、
「これだけたくさん勉強して、もし不合格になったら努力が水の泡」
のように考えているからではないでしょうか。ただ、たとえ不合格になったとしても、得られるメリットはたくさんあります。
地道に続けられる精神力が身につく
不合格になったとしても諦めなければ必ず合格できます。
不合格になった場合、不屈の精神力が身につきます。
私は一発合格ではなく、何年かの努力の末で合格しているので、地道に努力を続ける精神力は育っていると感じます。
電験三種は、継続した勉強は必須なので、継続力は合格するときには身についているでしょう。
さらに、何度失敗しても諦めない精神力は、難度も不合格になった人が身につけることができる能力だと感じています。
実際自分も不合格を何度も経験したことで、実際仕事でも何度かうまくいかなくても、諦めないで立ち向かう精神力は、人一倍身についたと実感しています。
本当の実力が身につく
意外と多いのが、数学がもともと得意で、電気のことは中途半端な理解しかしていないけど、問題を演習する能力が高いため、数式の組み立てであっさり合格してしまったパターン。
以上の場合、結果としては合格なのですが、仕事として、電気主任技術者の仕事をこなしていけるかというと難しい部分があります。
というのも、中途半端な理解では実務で役立てるのは難しく、業務を行うにあたって学び直す必要が出てくるからです。
電験三種において何より重要なのは、やはり、知識がしっかりと身についているかどうかです。
その点、不合格になってしまったとしても、勉強さえ続けていれば、電気の知識としてはどんどん蓄えられているわけなので、知識の定着はしっかりしていきます。
反復勉強は、記憶するという点においても大変重要ですし、どうせ合格するなら、ちゃんと知識が身についているという状態で合格したいですよね。
不合格になってしまったとしても、勉強を辞めなければ、確実に電気の知識の土台を固めていくことができます。苦労して合格したときは、自分が持っている知識に自信がついた状態で電気主任技術者の資格を得ることができるのです。
まとめ
電験三種に合格するメリットは、給料などの待遇面が分かりやすいですが、精神面での成長など、以下の項目、
- 合格することで、合格するために自然と身に着けた能力が生活の質を向上させる
- 継続力は何事にも必要なので、電験三種に合格することで身についていることは人生に有利
- 不合格になった場合でも、身につけられる能力がある
これらの能力を身につけることができる点も電験三種に合格したときに得られるメリットといえます。