こんにちは、電験三種合格者のたまきです。
今回は電験三種の勉強が行き詰まったときにハマりがちな落とし穴について
「電験3種の勉強を真面目にやっているのに全く成長を感じない」
「実力が伸びない時期は、いろんな著者の勉強法が気になって仕方がない」
という問題が起こったときにどうやって考えれば間違った勉強をせずに住むのか、対処法を書いていきます。
「行き詰まったときにハマりがちな悩みから早く脱出して合格したい」
「行き詰まったときの落とし穴にハマらない方法を知りたい」
という人はぜひ読んでください。
目次
勉強に行き詰まったとき人は迷走しがち
人は勉強に息詰まると、なんとか現状を脱出しようとして、いろんな方向に向かいます。
「書店に行けば、有用な勉強法が見つかるかもしれないと思い、立ち読みしたものの成果なし」
「勉強法を探しているうちに自分の勉強方法と全く異なる主張を目にしてしまい、自信が無くなってしまった」
上記のような経験は誰でもあると思います。
まず、勉強法の勉強の厄介なところは、勉強法を探している間は、勉強している気になってしまうこと。
どんな時間の区切り方で、どんな手法の勉強であっても、問題を解いたり、公式を覚えてさえいれば、実力としては伸びます。
ただし、勉強法の勉強は、時間を使って調べているので、ある種の満足感は得られますが、
電験3種の知識自体が増えたわけでも、問題演習能力が向上したわけでもありません。
勉強に行き詰まったときにハマりがちな罠
勉強に行き詰まったときに、とくにハマりがちな罠について書いていきます。
勉強法を調べることにとにかく熱中してしまう
勉強法を調べるということは、勉強に悩んで立ち止まっているときには、非常に魅力的に感じます。
しかし、勉強法を探しているうちに、情報に呑まれてしまい
- 著者によって勉強法が違うので取り組み方がその日によって変わる
- 自分が行っている勉強に対して自信がなくなる
- 勉強を調べること自体に快楽を感じてしまう
など、上記のようなデメリットが存在します。
ネガティブな情報を必要以上に多く受け取ってしまう
勉強を始めた最初は誰でもモチベーションは高いです。
よって、電験3種のネガティブな情報には目が行きにくいですが、
行き詰まってしまうと、
「もしかしたらこのままでは合格できないのではないか?」
といった、漠然とした不安が襲ってきます。
そういうときに、ネット上の根拠がないネガティブな情報に踊らされがちです。
電験三種の勉強に失敗した原因を自分ではなく、他者に向ける人もいます。
100%の人が試験に合格できるわけではないので、一部の失敗してしまった人たちが過剰にネガティブな面を押し出してツイッターなどに書いてしまうこともあります。
そういった情報を見て、「やっぱり電験3種をとっても意味がないんだ」とか、「電験3種をとっても需要がない」といった、根拠の無い誤った情報に踊らされしまうということがあります。
簡単な問題ばかり集中的に解いてしまう
これは、電験三種の勉強を実際に行っていた、たまきがハマった罠なのですが、行き詰まったときほど簡単な問題を解くことに熱中しがちという点です。
- ほとんど思考能力を使わないので丸暗記の延長で解けてしまう
- 簡単なので、手軽に問題を解けたという快楽を得てしまう
- 勉強時間を消費するので勉強した気になりやすい
基礎を固めることが大事なことは間違いありませんが、基礎だけでは合格できないことも事実です。
勉強が行き詰まったときの罠を回避する対処法
行き詰まったときにしてしまいがちな行動、ハマりがちな罠を回避する方法を書いていきます。
ネガティブ情報に触れないために、ネガティブワードで検索はしない
検索は、必要な情報を取り出すツールですが、
- 「合格できない」
- 「意味ない」
- 「必要ない」
などのネガティブなワードをつけて検索はしないことをおすすめします。
ネガティブな単語をつけて検索をすると、どうしても、資格に対してネガティブな印象を植え付けるような記事が頻繁に出てきたりします。
足を引っ張る人というのはどの分野にでもいるので、行き詰まって、考え方が暗くなっているときは、ネガティブワードでの検索は行わないが吉です。
また、電験三種の勉強法についての記事でも記載した通り、
掲示板は、SNSに比べて特にネガティブな情報が集まりやすい傾向にあり、行き詰まっているときに覗くことはおすすめしません。
自分もSNSで情報を発信していますが、ネガティブな情報に触れがち、という場合であれば、見なくても構いません。
とにかく目の前の勉強、自分がやるべき課題に集中することを最優先にしてください。
勉強法を調べることは必ずしもプラスにならないと理解する
勉強を調べることが全く無意味ではないということは言えます。
私自身も勉強法を調べることで、より効率的に記憶するための方法を知れたりなど、有用な面はあります。
しかし、勉強法を調べ過ぎると、勉強内容自体ではなく、自分のやっている方向性が正しいかどうかについて、迷ってしまいます。
迷いが生じた場合、せっかく積み上げてきたものを疑ってしまうのです。
著者の経験を元にしているため、間違ったことを書いている本はないという点もより混乱させる原因です。
- テキストより過去問を重視すべきだ
- 過去問よりテキストを重要視すべきだ
こういった主張をする本は、それぞれ間違ったことは言っていません。
ただし、中途半端に取り入れることで、一貫していない行動を取ることになるので、どうしても勉強効率は下がりますし、集中力も切れてしまいます。
ときには、自分がこれだ!と感じた勉強法以外を捨てる覚悟も必要なのです。
難しい・苦手な問題に取り組むことは避けては通れないと覚悟する
行き詰まったときは、手軽に解ける超基本問題や、確実に溶ける問題ばかり集中して解いてしまいがちです。
ただ、上記のような、勉強法の勉強をしているよりは、まだ救いがあります。
勉強法の勉強は勉強しているフリなので、実態は立ち止まっています。
ですが、簡単な問題とはいえ、手を動かして演習しているのであれば、最低限復習と基礎理論の確認にはなっています。
ただ、簡単な問題で満足していては合格できないのも現実。
「基本的な問題ばかりに逃げてしまっているな…」
と感じたときは、
- 教えるつもり勉強
- 声に出して音読
- 分かるところだけでも読んで見る
上記のように、とにかく確実に一歩ずつでも良いので、難しい問題にもチャレンジしてみる覚悟は必要です。
合格点を取るためには、得意な問題だけではなく、自分が苦手な問題に取り組む必要があります。
逃げずに難しい問題に取り組み続けた人だけが合格を勝ち取ることができるのです。
まとめ
電験三種の勉強に行き詰まったときは、
- ネガティブな情報には触れない努力をする
- 勉強法などの情報を拾うのではなく、捨てる覚悟も必要
- 簡単な問題だけではなく、難しい問題と向き合う覚悟を
以上のことを意識して、行き詰まったときは勉強を少しでも良いので進めていきましょう。