電験三種受からない理由

こんにちは、電験三種合格者のたまきです。電験3種に合格できない理由については沢山あります。

ただ単に、合格できない理由を羅列しただけではなく、4年間合格できず悩み抜いた私、たまきが、実際に解決した方法についても記載しています。

その一つひとつについて、原因と対策を明記しておきますので、参考にしてください。

目次

1.目的意識が明確ではない

何のために電験三種を取得するのか。その理由、目的意識がしっかりしていない場合は合格できません。

上司に言われたとか、会社から取れと言われたとかの場合は目的意識が弱く、自分の意思が弱いため、モチベーションの維持も難しいのです。結果として不合格のリスクは高くなります。

合格したい理由を羅列せよ

まずは、合格したい理由を少なくとも20個は書いてください。できれば手書きのほうが良いです。

多くの人は、合格したい理由が2,3個しかないまま、勉強しています。目的の明確化がされていないのです。ですから、明確な数値目標(何点を目指すとか)と、なんのために目標を達成するのか?を考えてください。

20個も考えれば、どうして電験3種に合格したいのか?という目的がはっきりとしてきます。これをやるのとやらないとでは大違いですので、絶対に行ってください。

2.毎日勉強していない

毎日勉強せずに、気が向いたとき、やる気が出たときにしか勉強しないのでは、合格できるはずはありません。

また、毎日勉強しないのは、社会人となり勉強する習慣が身についていないからかもしれません。社会人となり勉強から離れている場合、いかに勉強する習慣を作るかが電験3種合格の鍵となります。

継続する「仕組み」が記載されている本を参考にする

良い習慣は身につくのに時間がかかりますが、悪い習慣はすぐに身についてしまいます。ですから、勉強しない日をできる限り作らないようにしてください。
私が調べた20以上の本の中で、「継続する」ことに関して最も実践的で、最も現実的な手法が載った書籍がこちらです。

30日で人生を変える「続ける」習慣

ただ単に心構えの話だけではなく、具体的な行動指針、スケジュールまで踏み込んだ書籍となっているので、勉強の習慣が身についていない人には役に立つはずです。

また、休日まとめて勉強するスタイルよりも、毎日少しずつ勉強するほうが記憶の忘却理論から考えても効率が良いのです。

エビングハウスの忘却曲線について

この理論を考えると、少しずつでもいいから毎日勉強することこそが、勉強において最も効率が良いことが理解できると思います。今日するはずだった勉強を先延ばしにしたり、週末にまとめて勉強するスタイルだと、記憶の忘却は進んでいきます。

一週間の週末にまとめて勉強することを否定はしませんが、できる限り1日1時間は勉強する時間を取って、毎日勉強することをおすすめします。

3.時間がないを言い訳にしている

勉強できない人の言い訳として、

「仕事が忙しいから勉強できない」

「家事が忙しいから勉強できない」

などの理由は本当に多いです。まず、社会人である場合、自由に使える時間が多いということはないでしょう。

私も毎日残業続きで、勉強する時間が多く取れたとは言えない環境にありました。

まとまった時間がなければ勉強できないという先入観を捨てる

まとまった時間がなくても勉強はできます。例えば、10分あればテキストを音読する時間はあるでしょう。問題は解けなくても、公式を確認する時間はあるでしょう。細切れの時間でも工夫をすれば勉強できるのです。

そもそも一日に一時間も自由時間が取れない人がいるでしょうか?

毎日海外を飛び回るビジネスマンならまだしも、そうではないなら、一時間程度なら勉強する時間は必ず取れるはずです。

もし、その日に事情があって勉強が全くできない日がある場合は仕方ありません。しかし、その場合は次の日に必ず勉強するようにしてください。2日以上勉強しない日を作ってはいけません。

4.最初から科目合格狙いで勉強している

電験3種に合格した人の中でも意見が分かれますが、たまきが考える合格するためのベストの選択は、一発合格を目指して勉強することです。

実際、4科目合格するつもりで勉強していると、科目ごとのつながりを理解し、分からない部分が分かり理解が進むといった意見が非常に多いです。
私も3年目からは全科目合格する勉強に切り替えたところ、ようやく科目合格できました。

最初から科目合格で良いという意見は、毎年科目ごとに難易度は変化しているという事実を無視しています。

  • その年自分の捨てた科目が例年より簡単だったら?
  • その年に受験した科目が近年と比べて難しい年度だったら?

最初から科目合格狙いの勉強はこのようなリスクがあるのです。

また、科目ごとに内容は繋がっています。

例えば変圧器は機械の出題範囲ですが、理論の電気回路の理解がないと解けませんし、電力の科目でも変圧器の負荷分担の問題が出題されることがあります。

このように、各科目は連動しています。最初から勉強するなら科目合格ではなく、一発合格狙いで勉強したほうが効率が良いのです。

不合格になってしまったのは、科目ごとの繋がりを意識せず勉強したからかもしれません。

勉強範囲をしぼった通信講座で、4科目を勉強する

まず、市販の参考書は4科目勉強するには勉強量が多すぎます。

4科目は繋がりがあると行っても、出題範囲の変化に対応するため、多くの情報を掲載している市販のテキストは4科目勉強において、効率が悪すぎます。

最初から出題傾向に対応した通信講座を利用することは必須です。

5.去年と同じ環境で勉強している

去年と同じ場所、同じテキスト、同じ時間帯に勉強していませんか?不合格だったのに、同じ環境のままでは合格は遠のきます。なぜなら、勉強する環境も電験3種の合格に大事な要素のひとつだからです。

なにか一つ以上を去年と変えてみる

悪い流れである以上、流れを断ち切るために、勉強する場所を変えてみる。独学で勉強していたなら、通信講座を利用してみる。今までと違う文房具を使ってみる。など、去年のあなたと違うことをしてください。

去年のあなたと違うことをすることで、フレッシュな気持ちで勉強することができますし、悪い流れも断ち切ることができます。勉強の行き詰まりは環境の面も大きく、環境を変えて勉強することは合格への一助となります。

6.自分に甘い

勉強でも、仕事でも自分に甘い人間は絶対に失敗します。

電験三種でも、同じことが言えます。難しい問題を解かなくても何とかなると考えたり、仕事を言い訳に勉強を後回しにするなど、その場しのぎの甘い考え方をしていると不合格になります。

今日の勉強は今日で終わらせる。明日に延ばさない

1番目の項目の目的意識をもっと明確にしてください。そして、自分が一番好きな趣味については合格するまで諦めてください。

釣りが趣味なら、釣り道具を物置の奥底にしまう、ゲームが趣味なら、ゲームを一度売ってしまう、あるいは簡単に取り出せない場所にしまうなど。

そもそも甘い誘惑に負けないような環境を作ってください。

最も大事なことは、今日の予定は今日に終わらせることです。一年は、その日一日、一日の積み重ねです。今日の勉強を明日に引き伸ばせば予定が狂いますし、確実に不合格に近づきます。

ですから、今日予定している勉強はできるかぎり今日に終わらせてください。今日勉強しなければ不合格になるという危機感を持って勉強してください。

7.理解が曖昧なまま勉強を進めている

これも非常に多いパターンです。本当は理解できていないにもかかわらず、合っているからとただ丸にして、正解とするやり方では失敗します。

問題を解く際は「なぜそうなるのか?」を意識する

具体的に言うと、問題を解いたあとに、何故その答えを書いたのか、なぜその式を使ったのかと、何故を繰り返して答えまでたどってください。

もしそれで、答えられないようなら、例えマルをつけていても、理解していないと思ってください。そして、もう一度テキストに戻り復習してください。曖昧な理解をしているまま、マル、バツを安易につけて答え合わせをしているような勉強ではどれだけやっても合格できません。

最初はまず問題を解いてください。解けなくても構いません。まずは自力で解いてみることが大事です。そのうえで、

  1. 解答はなぜそうなるのか?
  2. 答えを導いている公式はなにか?
  3. 何故その公式を使うのか?
  4. 問題と公式はどういう理論で繋がっているか?

このように答えから問題までをたどるような、逆算式の勉強は、電験3種のような応用力が必要な勉強において特に有効です。
この順序で勉強すれば、どのような経路をたどって答えを導いているのかより理解しやすくなるでしょう。

8.市販の参考書をすべて勉強している

市販の参考書に記載していることをすべて重要な知識と思い込み、すべてを暗記する勢いで勉強するのは間違いです。

参考書は合格に必要でない細かい範囲まで記載しています。その理由は、市販の参考書は改定するのが数年おきであり、すべての範囲を載せないと出題傾向に対応できないからです。

要するに膨大な範囲の知識を掲載しているのは単なるクレーム避けであり、参考書をそのまま勉強するのは大変効率悪いです。したがって、市販の参考書で勉強するのは不合格のリスクを高める原因になります。

合格するためには出題傾向に対応した通信講座が必要

勉強する範囲を狭くすることが必要です。あなたの重要課題は、電験に合格することなのですから。合格に必要のない範囲を勉強する必要は無いのです。
たまきの推薦講座であれば、テキストは毎年改定されており、テキストの量も必要最低限の効率の良いテキストで勉強できます。

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9.過去問を丸暗記している

これは私の実体験なのですが、過去問10年分を90点以上にして受験したものの、不合格になっています。これは私が電験3種の受験の際に、丸暗記型の勉強をしていたからです。電験3種は過去問をとりあえず勉強すれば受かるほど甘い試験ではありません。あなたも丸暗記型の勉強に頼っていませんか?そうならば、今すぐやめてください。

テキストは理屈を追いかけ、過去問では各年度の問題は時間を空けよ

テキストは勉強するなら、公式を丸暗記ではなく、公式の意味を考えてください。

  • なぜその公式になるのか?
  • 公式の数字はどんな理論から来ているのか?
  • 丸暗記しても大丈夫な無意味な数字なのか?

これらを考えながら、勉強をしてください。今までの丸暗記型の勉強より知識の吸収効率がよくなります。

過去問を勉強する時は、時間を開けて勉強することです。もちろん勉強初期では、テキストなど毎日繰り返して勉強することが大事です。勉強の終盤になってくると、初めて見る問題をいかに自力で解くかが大事になってきます。

丸暗記すると、結局は計算力ではなく、丸暗記の力で解く事になってしまいます。すると、応用力が育っていないので、少し問題を変えられたら対応できなくなります。
そうならないために、過去問の各年度は解く期間を開けてください。

10年分の過去問を一周した頃には、過去問集の最初の年度は忘れかけているはずです。過去問題集を一周して最初の年度に戻り、また一周する勉強するスタイルであれば、丸暗記の勉強から逃れられます。

10.だらだらと勉強している

「勉強しているのに合格できない…」
と頭を抱えているあなたは、もしかしたら密度の濃い勉強ができていないのかもしれません。電験3種には沢山勉強時間が必要ですが、勉強時間をしっかり取れば受からない資格ではありません。しかし、それでも合格できないのであれば、勉強するときにダラダラと薄い勉強を繰り返しているからかもしれません。

タイマーを活用し、25分に一度の休憩を取る

一時間の連続した勉強よりも、30分程度の勉強を2回行ったほうが効率が良いことはよく知られています。

それを実践レベルまで落とし込んだテクニックがポモドーロ・テクニックです。これについての解説は以下の通り。

ポモドーロ・テクニックとは、25分間集中して作業をしたあと、5分間の休憩をとり、これを繰り返して効率よく時間を使う方法。

こちらのテクニックは本来は仕事に利用するテクニックではありますが、学習効率という意味では電験3種の学習にも十分活用できます。タイマーは私も常に利用しており、体感で2倍以上の学習効果を感じました。時間制限を設けて、効率よく勉強してください。

11.苦手分野を先延ばしにしている

「ちょっとこの分野はわからない」
「得意な分野から先にしてしまおう」

このように考えて、とりあえず、自分の好き・得意な分野から学習を始めてしまう。進めるうちにどんどん苦手分野の学習を後回しにしてしまい、試験が近づくに連れて重い腰を上げて苦手分野にやっと取り組む。こんなパターンを学習期間終盤まで続けていた場合、不合格の可能性は高まります。

苦手分野こそ進んで学習をする

勉強期間の初期に、得意な問題を優先して解くことは重要です。しかし、勉強も中盤に差し掛かり、5月,6月と試験まで5ヶ月を切っている状況で後回しはまずいです。

まず、苦手分野というのは当たり前ですが、実践レベルまで実力の引き上げるのに時間がかかります。ですから、苦手分野こそ、学習の前半、少なくとも焦りを感じすぎない学習スケジュールの前半に持っていくべきです。

もちろん全く手がつけられない、解き方が1ミリも理解できないといった場合は、仕方なく他の分野に移ってしまうのもありです。実際他の分野を勉強していて、再度苦手だったはずの分野に戻って問題を解くと、スラスラ解けるということは起こりえます。しかし、苦手な問題もいずれは必ずぶつかるのですから、早めに苦手は潰しておいたほうが得策です。

12.電気工事士の試験と同じ心構えで勉強している

比較的簡単な試験、例えば第二種電気工事士などは電気系資格の入門編として知られています。これらは勉強の難易度も低く、とりあえずテキストと過去問を繰り返すだけの王道的な勉強でも合格できます。そのままの流れで、テキストを回し、過去問を解くだけの勉強をしてしまう不合格パターンも非常に多いです。

勉強方法、スケジュール等あらゆることを今までと変える

今までの試験ではただテキストを丸暗記し、過去問を回せばとりあえず合格できる資格だったかもしれません。しかし、電験は知識の理解が求められる資格です。曖昧な丸暗記勉強では絶対に合格できません。

丸暗記型の勉強や、テキストを完璧にすると行った勉強をしているあなたは今すぐ電験向けの勉強に切り替えてください。ベストな選択は通信講座を使い、勉強範囲を絞り、カリキュラムに頼って勉強することです。

13.電気に関心を持たないまま勉強している

上司に言われたから、会社に言われたから。そうして、電気のことに興味を持たずに勉強していませんか?電気は興味ないけど、合格すればお金になるからと受験していると合格までの勉強はつまらないものになります。

日常生活に電気が必ず関わることを意識する

言われるがままに受験するからといって、電験3種に興味がないまま勉強しても、身にならないですし、勉強も楽しくありません。興味がなくても、興味を持ってください。電柱を見るたびに、法規の電線荷重のことを思い出し、ビルを見るたびに発電機や非常用電源のことを思い出すなど。

電気や電験3種と日常生活を結びつけてください。
全く電気と関わらず生きている人間はいませんから、あなたがどこに住んでいようと、電気を意識する機会は沢山あるはずです。興味や関心を持つことで、それまで無味乾燥だった勉強が、ある時から楽しくなってきます。楽しくなくても、今まで以上に知識の吸収はスムーズになるはずです。

14.本気で取り組まず保険を掛けている

「本気でやらなかったんだから合格しなくて当然」
「俺は本当はやればできる。電験にも合格できるはず。」

まず、本気でやらなかった、やらなかった。それが今のあなたの実力であり現実です。

あと一年だけ本気でやってみる

もし今まで不合格だったとしても、本気でやっていないのなら、まだ救いはあります。私は2年間本気で勉強しているにもかかわらず、不合格になっているという苦い経験があります。しかし、本気で勉強していないのなら、本気で勉強するだけで合格する可能性があります。

本気で勉強しないと、単純に勉強時間が足らなかったのか、勉強方法が悪かったのかの判断ができません。本気で勉強することは、万が一不合格だった場合に次に活かすために重要な姿勢なのです。
一度趣味や、娯楽を断って本気で勉強してみましょう。背水の陣で勉強すれば、電験3種という難関資格でも合格できるはずです。

15.記憶術に頼っている

以下の記事にも書きましたが、想像以上に電験3種では記憶術は役に立たないです。

記憶術はなぜ理系資格で役立たずなのか? – でんけんぱ

記憶術中心の勉強をしていると、理系資格である電験3種では足元を救われる結果になります。

計算能力の向上を重視せよ

計算能力の向上と各理論の理解こそが、電験3種合格の要です。

記憶術を使う必要はありません。すべての公式には理論があり、目的があり、意味があります。記憶術の無意味記憶では本質を見失ってしまいます。
大事なのは計算問題を解けることになることです。計算問題を解きこなすことなくして電験3種合格はありえません。

すべての基礎である電気数学、理論科目を中心として土台を身に着けてください。出題の半分を占める計算問題を解けるようになれば、記憶術を中心とした丸暗記型勉強に頼らなくても合格できます。

16.まとめノートを作ることで満足している

最近某ブログの影響で、まとめノートを作って勉強している人が増えています。私も一時期作っていました。こだわるタイプの人にはまとめノートを作る学習は向いていませんし不合格の要因にすらなりえます。

アウトプット重視し、問題を解くことを最優先

私は途中からまとめノートを一切作るのをやめています。

作成すること自体にこだわってしまい、アウトプットという記憶の本質からそれるという危険があったからです。

まとめノートを作るなら、最初から情報がまとまっている通信講座のテキストを購入すれば一発で間に合います。まとめノートというより、公式あんちょこを作るのなら時間がかからないので、ありです。

17.悪い仲間とつるんでいる

「今年も4科目不合格だった」
「今年は電験の勉強を全くしなかったよ」

そんな後ろ向きな姿勢の仲間とつるんでいませんか?そして、不合格だった自分を慰めるような関係ではありませんか?
悪い仲間は悪い環境を引き寄せます。不合格のリスクも自然と上がります。

勉強は基本的に自分との戦い

まず、仲間内で合格できないとか、難しいと愚痴をこぼし合う関係ならやめてしまいましょう。関係を築くなら、合格者と築いてください。不合格者同士で慰め合う関係性ができてしまうと、勉強したいのに遊びに誘われたり、ネガティブな意見を話されたり、批判されたりと、良いことはありません。

電験3種の勉強に限らず、試験勉強は自分との戦いです。自分のためにやるものですから、誰かとなぐさめ合うのではなく、励まし合うような関係性を作ってください。それができなければ、いっその事最初から自分だけで勉強したほうが良いです。

18.匿名掲示板をよく見ている

情報収集という建前で、掲示板をなんとなく覗いてしまう。なんとなく勉強のやる気が起きないときに見てしまうなど、よくありがちな行動パターンです。

掲示板はネガティブな情報で溢れているので見ない

まず、匿名掲示板を見ているあなたは今すぐやめてください。私は合格するまで、これらの掲示板を覗こうとしたことはありません。合格するにあたって必要ではないからです。

また、掲示板では足の引っ張り合いをしている人が非常に多いです。合格しなかった人はやはり、合格できない考え方をしています。合格する前に、ネガティブな意見や考え方を頭に入れる事自体が良くないです。情報収集であれば、このサイトで推奨している推薦講座だったり、合格者のブログ、体験記を参考にしたほうが良いです。

19.受からないことを前提としている

ごくまれにですが、受からないことを前提として受験する人もいます。どうせ不合格になるからとか、勉強しても受からないとか。

現実として、毎年必ず合格者は出ています。あなたも頑張れば合格できる資格なのです。それを受け止めて、しっかり勉強することを覚悟してください。

嘘でも良いから、自分の能力に自信を持つ

毎年、9-8%の受験生しか合格できない資格なので、難しい資格です。しかし、逆に考えれば、それだけの人間は毎年合格しています。

絶対受からない資格ではありません。

  • 過去の成功体験を思い出す
  • 目的意識をさらに明確化する

などの対策で、合格に必要な自信・やる気を身につけてください。合格までに必要な能力を身につければいいわけで、今の自分の能力が低くてもまったく問題ないです。今現在の頭の善し悪しは関係ありません。自分でも合格できる・合格しなければならないという意識を高めてください。

20.独学で勉強している

周りに勉強を相談できる電験取得者がいない。過去、全く畑違いの学問を専攻しており、電気の知識がまったくない。それなのに勉強を独学でしている場合も、これは不合格のリスクを高めることになります。

できる限り早く通信講座を利用する

認識を改めて欲しいのですが、完全独学は、どうしてもお金が出せなかったり、事情があって通信講座を受けられない人が仕方なくやるものです。

電験3種の合格まで到達する特急券があるのに、お金がかかるからと各駅停車でのんびり行くようなものです。私は通信講座を早く利用しなかったことを後悔しています。

通信講座を利用することで、出題傾向を分析したテキストで効率よく勉強できますし、電験3種に特化したカリキュラムがあるので、勉強方法についても悩まずに済みます。たまきが厳しく選定した講座であればサポートも充実しているので、合格まで一切迷うことなく勉強できます。

終わりに

どうでしょうか?これらは私が実際に電験3種の不合格を何度も経験し、合格に至るまで改善してきたリアルの体験記でもあります。20項目を上げたので、どれか一つはあなたに当てはまる物があったのではないかと思います。ぜひ参考にして、電験3種の合格をつかみ取ってください。

ちなみに、当サイトの運営者であるたまきは通信講座を利用して合格しています。通信講座を利用することで上記に記載した不合格要因をかなり減らすことができます。電験に不合格で悩んでいるあなたは、もはや独学で勉強する意味はありません。

通信講座をどうやったら選べばいいか迷うと思いますので、以下のリンクから通信講座を選んでください。

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