こんにちは、たまきです。今回は自分の記憶力に悩みがあるあなたが、もしかしたら調べたかもしれない記憶術に関しての記事です。

昔、記憶術を中学校のときに親に頼んで、購入してもらった経験があります。それから、学校の試験でも活用し、イメージ記憶術はそれなりに使えます。
私自身、記憶術に頼って電験3種に合格しようと、間違った考え方をしていた時期があり、記憶術についてはかなり調べました。

記憶術を電験三種で使えないか調べましたし、実際に使ってみました。結果、記憶術は電験三種に向いてないどころか、逆に足手まといになりかねないと結論が出たのでシェアします。

記憶術全般につながる話なので、注意して聴いてください。

電験3種に特化していないから

例えば私の場合、公式の暗記なら完璧でした。ほぼすべての重要公式を一年目から覚えていましたし、重要理論についても、丸暗記していました。

それでも私は不合格になっています。それほど、電験3種は計算と思考力も重要であり、記憶一辺倒では合格はできません。

電験3種に特化した記憶術は私の調べた限りではありません。そもそも電験三種にそのまま活用できる記憶術はないため、無駄が多いです。

無意味な情報同士を連結させて記憶させるイメージ記憶術は、意味を理解しながら覚えなければならない理系資格とは相性が悪く、電験3種においても、記憶術を活用できるかどうかについては疑問が浮かびます。

習得に時間が掛かりすぎるから

記憶術は魔法ではありません。現実としての記憶術は手法であり、技術です。

身につけるにはある程度の期間と努力が必要です。最低限のスキルを身につけるのに一ヶ月から二ヶ月はどうしてもかかります。

一日で習得することを売りにしたセミナーも中にはあるようです。ただ、習得することと使いこなすことは別です。

電験でも、公式自体の習得(意味を理解し、暗記する)と言ったレベルであれば、二ヶ月もあれば習得可能です。

しかし、過去問を自由に解きこなすレベルとなると、やはり半年はかかります。

後に述べますが、記憶術のネタ自体は数千円学べるにもかかわらず、合宿やセミナーに参加すると、数十倍の値段を取られます。電験3種に合格するという目的から考えれば、記憶術を学ぶためにセミナーに行く価値は、全くないと断言できます。

電験3種は意味記憶が重要だから

つまらない公式でもちゃんと意味があります。

例えば、F=BIlsinθという電磁力の公式があります。電流が流れているところに磁束が発生するということと、磁束を切るときに電磁力が発生するということを理解すれば、イメージ記憶術やストーリ型の記憶術に頼らなくても覚えられるはずです。

このように、電験3種では公式の意味・理由を考えていくという作業が重要であり、無意味記憶するイメージ記憶術等はかえって逆効果です。

どうしてその公式になったのか、どうしてその定義があるのか。理由を求めずに丸暗記しても、応用力がないので、試験では通用しません。

資格の通信講座より遥かに高額だから

通信講座は安いもので数万円、高いものでも10万円前後ですが、記憶術の通信講座となると平気で数十万取ろうとしてきます。これは、記憶力の衰えに関しての悩みはとても大きく、また需要がニッチであるため高額にしても一定の利益が出せるからです。

しかも、記憶術の殆どが歴史などの暗記系科目に特化しているため、理系科目や電験3種などの計算主体の試験では応用が必要になります。

通信講座で覚える量を減らせば記憶術は不要ですが、記憶術のセミナーは論外です。何十万という高いお金を出しても、実用レベルで使うには、自分で手探りで活用しなければなりません。

どうしても記憶術に頼りたいなら、記事の後半でも紹介する、2000円程度の書籍を実践すれば、充分です。

とてもコストパフォーマンスが悪いと言えます。通信講座があれば、記憶する量を圧倒的に減らせますし、わざわざ効率が悪く、コスパが悪すぎる記憶術を習得する意味はないです。

記憶することで解決できる問題は半分程度にすぎないから

電験3種は出題の半分が計算問題です。逆に言えば、記憶術が使える範囲は全体の半分以下に過ぎません。

半分もいうと多く感じるかもしれませんが、合格点は毎年55点前後であり、年度によっては60点の年もあります。暗記だけに頼って合格するには、不安に感じるデータです。

計算問題こそが電験3種の合格においての要(かなめ)です。

実際、どのサイトでも、同じ結論にたどり着いています。もちろん、公式などを記憶術で覚えることも可能です。しかし、公式を覚えるのはあくまでも始まりであり、土台にすぎません。

電験三種では、公式を覚えてからがスタートラインなのです。

記憶術がいかに暗記に強かったとしても、それだけでは合格は不可能です。どうしても合格したければ、計算に強くなるしかないのです。これは問題をときながら、意味を考えながら学習することで解決できても、暗記に頼る記憶術では解決できません。

ではどうすればよいのか?

  • そもそも覚える量を少なくする
  • 短い時間で何度も繰り返す
  • 計算問題で点数を稼ぐ

覚える量を少なくするには、まず合格に必要な範囲だけに絞られたテキストが必要です。
そのためには、市販の参考書ではなく、出題傾向をもとに、最小限度の内容に絞られたテキストがある通信講座が重要。

そして、短い時間で何度も繰り返すことです。お年寄りだろうが、大人だろうが、子供だろうが、健康な人はすべて、以下の忘却曲線に従って、記憶が衰退していきます。

忘却曲線についてはこちら

逆に言えば、この曲線に逆らうように、短い期間で勉強すれば、記憶はできるのです。

暗記できないと言っている人は、繰り返す回数よりも、短い期間で復習するという視点が足りないのです。

朝覚えたことは昼に思い出しましょう。夜覚えたことは次の日の朝思い出してみましょう。そうすることで、記憶の定着率は確実に上がるはずです。

計算問題で点数を稼ぐには、基礎をしっかりと学習することが必要になります。電験3種でいえば、電気数学と電気の基礎理論のことです。この2つさえ理解できていれば、例え電力だろうが機械科目だろうが、難易度の高い計算問題にも対処できます。

つまりは基礎の土台をしっかりと身につければ、例え記憶力が悪くても、計算問題が解けるのであれば解決する問題なのです。もちろん全く記憶できないのでは合格できませんが、記憶することが苦手だという程度であれば、計算問題を確実に解けるようにすることで合格への道がひらけます。

どうしても記憶術に頼りたいなら

一発逆転!ワタナベ式記憶術

あなたも天才!記憶術―速く、正確に、大量に、長期間記憶する

この2つの書籍さえあれば、完璧に近いレベルで記憶術はマスターできます。ただ、もちろん訓練は必要です。

ちまたの記憶術セミナーの宣伝では、記憶術に練習が必要という事実は隠そうとします。しかし実際には、使いこなせるように何度も練習して技術を磨く必要があるのです。記憶術の効果については、私も否定はしませんが、電験3種の合格に記憶術が必要か?と問われると、私は不要だとはっきり答えます。

ちなみに何故この2つの書籍を挙げたのか。きちんとした理由があります。今現在沢山の記憶術が世の中に広まっていますが、渡辺 剛彰氏こそが、日本で記憶術を広めた先駆者だからです。よって、数千円の内容でありながら中身は他の講師のセミナーレベルです。

そして、椋木修三さんは渡辺氏を師匠と仰ぐ方なので、ワタナベ式と考え方、理論が共通しています。その意味で、渡辺氏の書籍で、記憶術の理論を学び、さらに実践レベルに落とし込んだ椋木氏の書籍の2つがベストです。これが書籍、セミナー含め、20以上の記憶術を調べてきた私がたどり着いた結論です。

記憶術は上達すれば強い武器となりますが、素人が片手間で理解したまま使っても、かえって脳を混乱させるだけです。

記憶術の初心者は想起速度(思い出すまでの速さ)も遅く、実際の試験では使いものにならないのです。よって私の経験から記憶術はおすすめしないし、不要だという意見は変わりません。あくまで参考だけにしてください。

必要なのは記憶術ではなく通信講座

  • 内容が必要最低限である
  • 丸暗記に頼らず、基礎学力を身につける
  • 出題傾向を掴み、無駄な暗記をしない

これらを満たすのは電験3種の通信講座です。その中でも以下の講座についてはテキストが精錬されており、記憶ができないという悩みを解決する業界最薄のテキストとなっています。

暗記が苦手なので最薄テキストで電験3種に合格する