電験三種の勉強の後悔

こんにちは、電験三種合格者のたまきです。

合格するまでは決してスマートな道のりでははありませんでした。ただ、4年間という膨大な時間。普通なら諦めてしまうだろうと思われる失敗でも、めげずに勉強し続けた結果、合格できました。

その4年間の努力の過程で、自分がこれは無駄だったな、と今なら思える行動10選を述べていきたいと思います。

なお、超個人的な意見なので、普通に考えたらおかしいと思う考えも述べています。取り入れるところは取り入れて、取り入れない部分は取り入れないという深い心で読んでください。

早起きにこだわる

はじめに断っておくと、朝の時間帯は脳がまっさらな状態であり、勉強効率が高いことが知られています。

脳科学者の茂木健一郎も以下のように述べています。

朝の脳は前日の記憶がリセットされるため、新しい記憶を収納したり、創造性を発揮することに適した状態になります。この脳の仕組みが、朝の時間がゴールデンタイムだと言われる理由です

以上の記事にもあるように、朝方に勉強したほうが良いことは、かなり早い段階で分かっていました。ただ、自分の場合早起きというのが苦手で、目はさめるのですが、机に向かうまでにかなりの時間を要するタイプでした。

布団の中でごろごろするくらいなら、朝起きにこだわらずに、夜型でもいいから少しでも机の上で勉強することを心がければよかったなと感じました。

もちろん朝が得意な方は朝に勉強したほうが良いのは言うまでもありません。

ただ、朝が苦手で、どうしても布団の中で起きては、何度も寝てしまう。こういった悪循環を繰り返すなら、いっそのこと早起きは諦めて夜遅くまで勉強したほうが良いと思います。

早起き学習にこだわりすぎない

勉強方法の勉強に熱中する

勉強が息詰まると手を出しがちですが、書籍やネットで

「○○勉強法」
「一瞬で覚える暗記術」

みたいな本に手を出してしまうことは本当に時間の無駄だったな。と思えます。

勉強法について勉強しまくるくらいなら、その時間で基礎問題を一問でも解いた方がよかったなと思います。

もちろん電験に合格するためには、勉強法について勉強することは無駄ではなく、必要なことです。ただ、勉強法の勉強に熱中するのは良くない傾向です。

勉強が息詰まったときに読む分には、気分転換も含めて良いと思います。

しかし、問題を解く以上に重要な勉強法はありません。問題演習を重要視してください。

勉強方法の勉強はするな

図書館での勉強にこだわる

こちらもおそらくは人によっては反発する内容かもしれないですね。図書館で勉強したことが無駄だったとは言いません。

ただ、別に図書館にこだわる必要はなかったなと思います。

もちろん集中できることは間違いないので、家から歩いて十分以内の場所にあるなら構わないと思いますが、片道何十分もかけて行くぐらいなら家で勉強するほうが効率的です。

自分の部屋だけが勉強スペースではありません。リビングで勉強するとか、和室で勉強するなど。

勉強する部屋を変えて勉強することで、図書館で勉強するようなリフレッシュした気持ちで勉強することができます。

図書館に行くと数十分かかるところが、十数秒で同様の効果が得られるのだから、わざわざ図書館に行くことはなかったかなと思います。

勉強場所より環境づくり

勉強のリズムを崩す

渡しの場合は毎日、夜の7時から勉強というリズムでした。今日は疲れたからという理由で、いつも勉強している時間帯に遊ぶのは、習慣づけを崩してしまうので、すごくもったい無かったと思います。疲れた、疲れていないにかかわらず、ちゃんと同じ時間帯に勉強したほうが良かったなと思います。

もちろん、時にはリフレッシュも必要なので、いつもの時間帯に勉強したうえで、違う時間帯にも勉強するなどの工夫は無駄ではないです。

家帰ってから3時間は勉強と決めたならその約束は絶対に守る。電験三種の場合は計算問題が本当多いんですが、まとまった時間がないとまともに問題を解けないんですよね。特に応用であるB問題はある程度時間を取ったほうが勉強できます。

たくさん勉強時間を取るためには、やはり決めた時間帯に勉強を開始することです。そして決めた時間になるまでは絶対に勉強をやめないこと。

3年目以降は毎日勉強のリズムをしっかりと守ったことで、努力が実を結んだと思いました。

勉強時間は固定する

会社の上司に合格宣言する

合格宣言するというよりも、うっかり口を滑らせてしまったに近いんですが、電験三種を受験することを言ってしまったことが失敗した行動ですね。

【危険】電験三種を取得するとは宣言するな!決して他人に漏らしてはいけない理由とは?

以上の記事にも書きましたが、宣言しても受験の目的が弱かったり、甘い心を持っていたりすると、結局流されます。

確かに宣言すれば、多少やる気はでるのですが、もろはの剣です。合格に何年もかかっていると、ネガティブなアピールになりかねないので、ホントやめておいたほうがいいですよ。

こっそり受験しておいて、合格してから堂々と報告するのがおすすめです。

合格宣言はもろはの剣

帰宅後ちょっと休憩してから勉強

ちょっとだけ休んでから勉強っていうのは本当に辛い。帰宅後はすぐに電験のテキストを開くべきです。

ソファーに座るなどは本当に駄目。やることといえば、テレビをつけるか、スマホを見るかになってしまいます。

勉強することがおっくうになるので、基本的には勉強机、あるいは勉強をする場所に行くまでは座らない。

帰宅と同時に勉強を始めるぐらいのことを一年目からしていれば、もっと早く合格できたのかなと思います。

勉強を継続する上では、自分に甘えないことが重要。合格をつかみ取るまでは休憩にも細心の注意を払うべきです。

帰宅後の休憩は勉強の大敵

変なプライドを持って勉強する

特に電気を学んできた人や、電気関係の仕事に就いている人の落とし穴なのですが、結構電気を学んできたことに対するプライドがあったりします。

自分が持っていたプライドといえば、「もともと電気系の学科にいた」というプライドです。ある程度電気の勉強をしていたのだから、というプライドを持って勉強していたことは本当に無駄でした。電気科だったとか、電気系の学部に所属していたからといって、油断して勉強の手を抜いてはいけません。

電験三種は基礎がしっかりとしていないと合格できないので、昔電気系の学部だったとか、過去はあんまり関係ありません。今の知識量では電験三種に合格できない。そう判断したときに、電気を勉強したことは一切忘れて、一からやり直すくらいの気持ちで勉強するほうが良かったなと思います。

プライドは捨てて、電気数学の基礎からやり直すくらいの気持ちで勉強したほうが、素直に知識を吸収できるので合格の確率が高まると感じました。

電験の合格にプライドは邪魔

勉強を遅く始める

遅く勉強を始めたところでメリットはないんですね。早く始めすぎてもモチベーションが続かないという理由で勉強を遅くはじめましたが、今思えば勉強を早く始めて、習慣化してしまえばよかったと感じています。

毎日勉強していれば嫌でも習慣化しますし、勉強するのが当たり前になります。

以下の項目にも書きますが、継続する仕組みを作れば、モチベーション維持に頼らなくても勉強ができるようになります。

ということは、モチベーションが続くかどうか分からないから、勉強を遅く始めるというのは全く意味がなかったと言うことになります。

遅く始めても、勉強するための動機づけ(目標、なんのために合格するのかなどの理由)がしっかりしていれば、長期間だろうと勉強は継続できます。

つまり一日も早く勉強を始めることが、電験三種に合格する上では非常に重要であると言えます。

一日でも早く勉強を開始する

勉強しない日を作る

あと5分だけとかいって、結局あと5分を6回繰り返して、2日休んでいることがありました。本当に無駄な行動なので、同じように「頑張ったから、あとちょっとだけ多く休もう」という考えは捨てたほうが良いです。

逆に、「あと5分だけ勉強しよう」という頑張る方向性の「あとちょっと」は勉強時間の増加につながるので、積極的に行動していきましょう。

勉強法を勉強していた頃になるともっともらしく

「一日勉強しない日を作った方が次の日の勉強がはかどる」

みたいに適度な休憩が必要と思えるような書籍もありました。しかし過去の行動を振り返ると、勉強しない日を作るのは危険ですし、その一日が堕落の始まりになることがあります。

合格体験記(二年目)の方でも書いたんですが、風邪で勉強を休んだことで、継続していた勉強が続けられなくなった苦い経験があります。

風邪だとしても、横になって参考書を読むくらいはできるはずです。そのくらいの気持ちで、どんな辛くても、ほんの少しでも、絶対に勉強は毎日やっておいたほうがいいと思いました。

勉強しない日は作らない

モチベーション維持にこだわる

モチベーションが高い状態で勉強しなければならない。モチベーションを高くしたい。という考えのもと、モチベーション維持にこだわっていました。

今になって思いますが、モチベーション維持にこだわる必要はまったくなかったと思っています。

モチベーションという波があるものに、頼るものではなく、継続する仕組みづくりが重要なのですね。

【保存版】なぜあなたは電験三種に受からないのか?20の理由と対策を明記してみた

上記のページの第2項に継続するための仕組みづくりについて記載しています。

とにかく1年目の勉強で後悔していることは、根性や努力に頼り切りになってしまったことです。

電験三種の勉強は長期戦ですから、モチベーションといった「心の持ちよう」に着目していても、いずれは限界が来ます。

もちろんモチベーションが高いことに越したことはないですが、

「どうやって継続できる環境づくりをするか?」

という点に早いうちから着目しておくべきです。

モチベーションに頼らず勉強

おわりに

今回の記事は、ちまたで言われている王道手法を無視して率直に書きました。反論がある人はいると思います。

4年間の経験では、1年目の段階で毎日勉強する習慣をしっかり身に着けなかったことは本当に後悔しています。毎日勉強する以上の効果的な勉強法はありませんからね。

しっかりと地道に努力を続けることが、やはりどの資格勉強でも重要です。特に電験三種は計算力も必要になってくるので、ごまかしが効きません。毎日少しずつでも勉強して、知識を身に着けていく必要があります。

決して自分がした失敗を繰り返さず、合格に必要な行動をしてください。