こんにちは、電験3種合格者のたまきです。今回は電験3種を取得している人の中でも、また勉強中の人の中でも意見が分かれる議論です。

いろんな参考書を浮気して使うか、一つの参考書を浮気して使うか、結論をお伝えします。箇条書きで分かりやすくまとめていますので、参考になれば幸いです。

参考書の使用についての議論

参考書を一冊を完璧にするか、複数の参考書を使用するかという議論があります。私自身も悩んだことがあります。

参考書の浮気はやめたほうが良い

というのが結論ではありますが

当然ながら、電験3種の受験者、合格者の間でも意見の相違があります。参考書は浮気してもよいのかどうかについて公平に考察してみます。

参考書を並行して使用する場合について

メリット

  • 同じ事柄の現象についていろんな角度の解説を読める
  • 自分に合った参考書を見つけられる可能性がある
  • 多くの解法パターンを見られる

デメリット

  • 無駄な範囲を勉強するリスクが高まる
  • 編集方針が異なるなので、統一性がない
  • 参考書により、式を導く理論等が異なり混乱する可能性がある

参考書の複数使用は脳の混乱を招く

市販の参考書では合格に不要な無駄な範囲が含まれています。さらに分かりにくい部分についてはどうしても自己解決するしかないのです。

複数使用すれば確かに、問題の解説については複数見られます。ただ、どのテキストにおいてもある程度知識が身についているという前提で作られています。

参考書を沢山購入すれば知識が身につくというわけではないのです。

また、編集方針が出版社によっても全く違うという点も注意が必要です。

例えば、問題講習が中心の参考書もありますし、辞書のように基礎理論が中心の辞書のような参考書もあります。

これらの参考書を並行して使うと、ページの移動や同じ事柄のページを探すことに時間が取られてしまいます。よって非常に非効率と言えます。

知恵袋が役に立たない理由はこちら

参考書を一つだけ使う場合について

メリット

  • 一点集中による勉強時間の短縮
  • 編集方針が統一されていて体系的な勉強が可能
  • 参考書を沢山回転でき記憶の定着に有利

デメリット

  • 参考書に書かれている解説で理解できない場合諦めるしかない
  • 悪い解説・悪いテキストを使っている場合は不合格のリスクが高くなる
  • 問題数が少ない参考書の場合、演習不足になる

質の悪い参考書だった場合はデメリットが大きい

分かりやすい初学者向けの参考書の場合は問題ありません。ただ、中には深い理解と高い学力がないと理解ができない参考書も多くあります。

そういったハズレ参考書をつかんでしまうと、一点集中しても理解が全く進まず勉強も止まってしまうという危険があります。

よって一つに絞ることはメリットが大きいといっても、慎重に参考書を選ぶ必要があると言えます。

参考書の使用方法についての結論

結局人それぞれだという結論になります。ただ、それだけでは終わらせません。私の体験談を元にすると、確実に一つの参考書に集中して勉強したほうが良いです。

というのも、やはり一つの参考書に集中することで、参考書をより多く回転することができます。電験3種では応用力が問われます。

参考書を何度も何度も解き、解法を自分のものにする必要があります。

一つの参考書シリーズに絞ると、情報を脳に何度も刷り込むことになり、記憶として定着しやすい環境ができます。

参考サイト:忘却曲線について

実際、私も勉強をする中で、一つに絞ったことによる勉強の進み具合は、複数の参考書を使っていたときと比べて明らかに早いですし、理解も進みました。

よって、参考書はなるべく質の良いものを1シリーズのみと過去問を使い、何度も勉強するのがベストだといえます。

なぜどちらかで悩んでしまうのか?

こういった参考書の使用方法に関する悩みは、勉強方法がはっきりと分からないことにあります。どうやって合格したらいいかわからない。この勉強をすれば100%受かるという正解がない。

だからこそ、少しでも失敗したくないという思いが、この問いに込められているのだと思います。

参考書の悩み

つまり、結局こういった、勉強法に関しての悩みは、確実に合格できる勉強が分からないことにあります。

では、確実に合格できる勉強法はないのしょうか?

通信講座であればこういった懸念をすべて解決できる

確実に合格できる勉強法というのは存在しません。というのも、人によってスキルは異なり、それぞれに合った勉強法というものがあるからです。

ただ、勉強方法の悩みを解決したいのなら、通信講座という解決策があります。通信講座にはそれぞれカリキュラム(勉強過程の進行表)があります。これは、どのように勉強すれば合格するのか?ということを教えてくれるものです。

無料のサイトでは勉強方法などは沢山乗っています。

ただ、あくまでも、「私が成功した勉強法」であり、実績が不足しています。通信講座は、膨大な受講生がいるので、単なる個人が成功しましたといった、個人サイトにあるような体験談が中心の勉強方法ではありません。受講者の意見を毎年反映させているので、より実践的で、かつ体系的なのです。

通信講座なら分かりやすい講義映像がある講座もありますし、一般の参考書と違って、ある程度知識があることを前提としていないのです。

そもそも分かりやすく作られており、浮気をする必要がありません。浮気をしないことによるデメリットとして、分からない部分の疑問点が解消できないというデメリット。この解決策として、質問サポートを利用することで解決できます。

批判的な意見もあるにはあるが

通信講座は費用がかかるため、独学で勉強してきた人の批判を受けやすいです。

通信講座のテキストは一般的に量的に圧縮して整理しているものが多いと思います。機械科目の文章ものは、幅広い知識が要求される問題も多く、薄いテキストでは対応が厳しいと思います。

これは例によって、通信講座を利用したことが無い人の意見です。もちろん薄いだけでは、膨大な知識が問われる電験3種において良いテキストとは言えないでしょう。支持されているのには理由があります。

出題範囲を分析して毎年改定している通信講座があるという事実を知らないようです。また、通信講座は、必要な知識のみがテキストに集約されているのであって、出題範囲をただ削っているのではないのです。素人が言う「ヤマを張る」とは全く次元の違うものだと考えてください。

ですから、回答者の認識は間違っています。そもそも削っているのは、一般的な市販の参考書に記載されている「合格に不必要な部分」です。つまり、合格に必要な範囲については通信講座でもガッツリと解説しています。

文章のみの市販テキストの勉強より、講義映像を見ながら学べる通信講座の方が解説が丁寧で理解がしやすいのです。

つまり合格まで迷わず勉強したいなら通信講座を使うべきだとはっきり言えます。下のレビューで通信講座の良さを理解していただけると確信しています。

独学の欠点を払拭した推薦講座のレビューはこちら