こんにちは、電験三種合格者のたまきです。今回は通信講座について、ネガティブな意見を目にする機会がありました。なんか、過去の自分を見ているようでとても懐かしいですね。

自分も最初の頃は通信講座に対して否定的でした。通信講座を受けるべきと分かっていても、2年間独学にこだわっていました。

ただ、通信講座をきっちり利用して合格した今は意見を変えたので、ネガティブな意見に反論するという形で記事を書いていきます。ではどうぞ。

通信講座は高額だから駄目じゃないの?

まず、通信講座に否定的な意見の書かれているサイトでよく見かけるのは、通信講座は参考書よりお金がかかるから駄目という意見です。

お金が掛かる=悪という考え方を捨ててください。そして、「時間をお金で買う」という感覚を身に着けてください。

学生であるならば、通信講座はお金がかかるから時間を掛けて独学で勉強するという意見も理解できます。ただ、社会人などは常に時間がなく、限られた時間の中で合格しなければなりません。分厚い参考書を1から順に勉強する時間はありませんよね。

通信講座は高額な代わりに、それに見合った内容となっています。当サイトのおすすめ講座であれば、テキスト・カリキュラムともに精錬されているので、お金を払っただけの見返りがあります。

参考書を使った通常の勉強よりも勉強時間が少なくて済むというのは、通信講座の大きなメリットの一つです。

多くのメリットを無視して、金額だけで判断していると思われます。

高額だから駄目というのは論理飛躍がすぎると感じます。問題なのは、金額に見合った内容かどうかです。例えば高額商品の一例として、ブランド品があります。高いだけで意味のない商品などもありますが、たいていはお金に見合った品質になっています。

通信講座もただ単に高額だから駄目。安いから参考書が良い。というふうに単純に考えるのは意味がないです。

価格に見合っているから良い、価格に見合っていないから駄目というように、コストパフォーマンス・対費用効果を考えるべきです。

そして当サイトでは上記の主張に基づき、「価格に見合っている講座かどうか」の判断基準を設けています。

通信講座の時間投資の結論

通信講座は最初から知識がある人向けじゃないの?

この意見に関しては、本当に通信講座を見た意見なのか疑問です。世の中に出ているほとんどの通信講座は初心者向けです。

確かに、通信講座の中には、範囲が無駄に広かったり、お金を出すだけの内容では無かったりします。ですので、そういった講座については当サイトではおすすめしていませんし、総合評価も低くなっています。

当サイトでは初学者向けの講座しかおすすめしていません。

当講座で採用している講座なら、

  • SAT→そもそも初学者をターゲットにした講座である
  • 翔泳社アカデミー→電気数学の基礎や物理の基礎を学ぶ補足教材付き
  • ユーキャン→同じく電気数学の基礎を解説した「やさしい数学」がある

以上の講座すべてで、初学者を想定した対策がされています。これらの講座は私が直接購入し、中身も確認しています。どの講座も初学者お断りとは一切思いませんでした。それどころか初学者こそ、こういった基礎から解説されて、勉強範囲を厳選した通信講座を使うべきと改めて実感しました。

初学者こそ通信講座を選ぶべき

SATの講座について気になる方はこちら

翔泳社アカデミーの講座について気になる方はこちら

DVD見たけどそんなに分かりやすいとは思わないけど?

まず、講義映像単体のみで講座を評価するということ自体が間違いです。当サイトでおすすめしている講義映像付きの講座については、講師は実力者ばかりなので、質的には問題ないです。しかし、講義映像だけで判断した場合は、思っていたより良くないという印象を持っても仕方がないです。

講義映像は、テキストと講義が連動していることに意味があります。

通信講座の大きな特徴として、勉強をスムーズに進めるためのカリキュラムが組まれています。電験3種というゴールに向かって一直線に進める道路がカリキュラムという形で整備されているのです。

電験3種では知恵袋等で勉強方法の悩みを相談する受験者が非常に多いですが、カリキュラムは勉強方法の悩みを解消してくれます。そして、カリキュラムに沿って講義映像を見ることに意味があるのです。

DVDの内容だけ見て、通信講座は良くないなどと、思い込むことは浅い見方だと感じます。講義映像をちょっと見ただけで、通信講座の良さが理解できるわけがないのです。

電験三種の通信講座の良さ

市販の参考書と違って範囲が偏っているから良くないでしょ?

まず、認識を改めて欲しいのですが、偏っていない参考書を使ってはいけません。

偏っていない=範囲を絞れていないと同義です。実際市販の参考書は、明らかに出題されない細かい範囲まで記載されています。

ある程度勉強したことのある人なら分かると思いますが、参考書は出題範囲だけ記載されているわけではないです。参考程度として、出題に関係のないコラムがついている場合がありますし、出題されない数値の表が挿入されている場合もあります。ただ、勉強する人にとっては、全て勉強したほうが良さそうに感じ、効率の良い勉強ができません。

偏っているからこそ、無駄な勉強をしないで済むし、最短での合格が可能なのです。

厳選範囲のみ勉強可能な通信講座

ネットを参考にすれば無料で勉強できるけど?

「サイトによって質がバラバラで体系的ではない」というのが無料サイトの弱点と言えます。

例えばこのサイトは参考にしていただいて構わないのですが、このサイトを参考にしただけでは合格できません。

個人のサイトでは、あくまで個人的な体験談に重きが置いてあります。多くが、「私はこうやって合格しました」という情報であり、万人が適用できる勉強方法ではないのですね。

一方の通信講座では非常に多くの受講者の意見を反映した教材づくりをしています。例えば、SATの通信講座などは、わざわざ文章でアンケートを封入しており、受講者からのフィードバックを大切にしています。

通信講座と個人のサイトとの違いとして、多くの受講生の意見を反映しているため、勉強法・カリキュラムにおいて徹底的に体系化されており、個人差のある学力を考慮して、初学者のためという目線に立っています。個人のサイトを参考にして勉強するよりも圧倒的に効率が良いのです。

通信講座の分析の結論

学校に通った方がいいんじゃないの?

まず、勉強にお金を出すときに意識しておいてほしいのはコスパです。

明らかに無駄な勉強をさせる市販の参考書は論外ですが、電験3種の通学講座は通信講座の3倍程度が相場です。これだけのお金を払って費用に見合った効果が得られるかどうかは疑問です。

そもそも通学講座では、講師に疑問点を質問できることが大きなメリットではありますが、通信講座のサポートを用いることで同じことができます。無駄な範囲を省いた講義というのも、通信講座で同様の講義映像が付属している講座なら講義を受けるのと同様の学習が可能です。

もちろん通学講座は通学なので、実際に同じ空間で講師の講義を聞けるというメリットはあります。ただ、一度切りの講義なので、繰り返しこそが記憶の要という脳の原理を考えれば、何度も繰り返し講義を視聴できる講義映像付きの通信講座のほうが良いのです。

また、通学講座の場合は当然のことですが、現地に出向かねばならないので、社会人で仕事が終わったあとの疲れた体で電車や車に乗って向かわねばなりません。これは結構大変で、私は体力勝負の職で働いているので、通学講座は検討すらしませんでした。地方在住であれば、そもそも近くに電験3種の学校がないということもありえますよね。

つまり、通学講座よりも安価で最大限の効果を得られる通信講座こそ対費用効果は最高と言えるのです。

電験三種の通信講座は対費用効果が高い

結論:お金がかかる以外のすべての要素において、通信講座が勝っている

まず、通信講座にネガティブな意見を調べて回っているうちに気がついたんですが、通信講座に否定的な人は通信講座をそもそも使っていない人が多いです。

正確に言えばきちんと利用していいない人。通信講座の良さを分かっていない人が意見を書いています。それではネガティブな意見になるのは当然と思います。

通信講座の数は多いので、適当に選んでしまうと、ネガティブな意見と同じような結論にいたるかもしれません。そこで、当サイトでは独自の判断基準で採点し、おすすめ講座を厳選しています。どれを選べばよいか分からない場合はとりあえず、長期返品保証があり、当サイトで最も評価点数が高い以下の講座を選んでおけば間違いないでしょう。

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