こんにちは、電験三種合格者のたまきです。
今回は資格取得後に会社を退職・転職するときに
「資格取得後に転職する予定だが詳しいことは全然わからない!」
「資格取得した後に、転職するなら気をつけるべきこと」
という問題を解決するための対処法を私の実体験を交えながら紹介していきます。
「実際に転職活動を行う気をつけたほうが良いことが知りたい」
「全く畑違いの資格を取得したが意味があるのか知りたい」
という人はぜひ読んでください。
目次
資格取得後の退職のタイミングについて
「退職する日をいつにするか?」は人生設計にとって大きなポイントです。
例えば、退職するときのポイントとして、社会保険があります。
社会保険に関しては、一ヶ月の最終日に辞めた場合、次の月まで保険料がかかってしまいます。
少しの金額ではありますが、一ヶ月分多く社会保険料がかかってくるため、月の途中で辞めることがおすすめです。
また、基本中の基本ではありますが、遅くとも退職する1ヶ月前には退職の意志を上司の方に伝えておきましょう。
社会的な需要が高い資格かどうかをチェックする
自分が昔、面接官に言われた言葉が印象に残っています。
「たくさん資格を取得しているみたいだけど、あんまり役に立つ資格はないねえ」
このような趣旨の言葉を言われた記憶があります。
学生時代の就職活動中にとある面接官に言われた言葉ですが、妙に印象に残っています。
もちろん、面接で揺さぶりをかける狙いがあったのだと思います。
ただ、役に立つ資格ということを真剣に考えるきっかけとなった言葉です。
とは言え、世の中に役に立たない資格はありません。
どんな知識であっても、世の中に必要とされるから資格として成り立っているからです。
ただ、もちろん、残念ながら評価されにくい、役に立たないと言われる資格も残念ながらあります。
では「本当の意味で役に立つ資格」とは何なのか?
自分なりの答えとして導いたのは、社会的に需要の高い資格のことです。
つまり、簡単に取れる資格ではなく、有資格者の独占業務であり、資格が無いと就職は難しい。というような資格のことです。
簡単な資格を大量に所有するのも無駄ではありません。
しかし、それよりは、難しく、簡単に人が取得できないような難関資格のほうがより競争が激しくなく、有資格者の数が少ないので価値があるのです。
例えば、当ブログで紹介している電験三種は業務独占資格です。電験三種の有資格者でないと電気設備を保守・管理する電気主任技術者にはなれないため、社会的な需要の高い資格となっています。
実際に、「資格Hacks」様の記事
需要のある資格15選!高収入・将来性のある有望資格を徹底解説!
でも、電験三種は需要のある資格として取り上げられています。
あなたの取得している資格が転職に有利な資格かどうかをチェックしてみてください。
転職に有利な資格である電験三種を取得してみたいと考えた方は、通信講座の必要性を判断、駄目な通信講座を選んで後悔しないために以下の記事もチェックしてみてください。
資格取得したとしても焦らず、次の仕事が決まるまでは在職しておく
資格取得した後でも安心して、あるいは焦って仕事を辞めてはいけません。
きちんと次の仕事が決まってから仕事を辞めてください。
そうではないと、万が一仕事が見つからなかった場合、無限に失業手当を貰えるわけではないので、貯金が底をついてしまうということもありえます。
休日を活用すれば、在職しながらでも転職活動は可能ですので焦らずに行っていきましょう。
また、転職活動を終えないまま、仕事をやめようとしても、
次の仕事が見つかっていないということを理由に上司から転職を止められてしまうということも有りえます。
よって、仕事を見つけて、もう次の仕事に就く準備も完全にできているという状態になってから退職届を出すことをおすすめします。
退職する際は、お世話になった人へのお礼を念を押してしておく
退職する際は、当然、職場でお世話になった人に挨拶回りはすると思います。
そこで、念を押して、自分が過去にお世話になった人に対しては、時間をかけてでも挨拶しに行く事が必要です。
資格を取得して、独立しようと考えている場合、どこで縁があるか分かりません。
日本は意外と狭いので、今までの職場で出会った人となにかの縁で仕事の付き合いになることもあるかもしれません。
なので、嫌になって逃げ出す形での転職であっても、形の上では円満退職となるように、念を入れてお世話になった人へのお礼は忘れないようにしましょう。
資格取得後の復習は忘れずに
資格を取得して、その資格を生かして転職活動をスタートする場合、資格の知識のメンテナンスは忘れないようにしましょう。
中には、資格取得後は安心してしまって、合格した途端、その資格の勉強を辞めてしまう人もいます。
また、面接等で、資格取得した知識について問われたときに、忘れてましたは通りません。
資格取得したときの知識は、いつ誰に聞かれてもいいように、転職活動をしながらでも、復習を怠らないことをおすすめします。
資格を重要視する職場かどうかをしっかりチェックする
例えば、資格取得したとしても、その資格を生かして転職するには、資格を重要視している企業ではないと意味はありません。
- 求人票に書いている資格名が間違えている
- 資格の話になっても面接官の反応が微妙
- 資格の難易度によって馬鹿にされたりする
以上のような場合だと、企業は資格を取ることに対して無関心か、力を入れていないということがあります。
例えば、自分の経験でいうと、学生の頃就職活動していたときに、
面接官に資格を取ったことを軽くあしらわれるような、バカにされる経験もしました。
自分の返答を試すという意味合いもあったのかもしれませんが、それなりに難易度の高い資格を取得したことに対して、皮肉を言われたり、馬鹿にする企業は、正直に行って、資格を取得したというメリットを活かせるとは思いません。
つまり、あなたがせっかく資格を持っているという武器を使って転職活動をしようと思っても、相手方の企業は資格を軽視している可能性があるのです。
そのような姿勢の企業の場合、有資格者への扱いが雑である可能性が高いです。
資格取得したことで良い扱いを受けたくても、資格手当などもなく、転職後に新しい資格を身に着けてステップアップしようとしても、周囲の理解を得るのは難しいでしょう。
今の仕事とは無関係の資格を取得した意味を答えられるか
資格取得した後、転職を考えている場合で、今の仕事とあまり関係のない資格を取得しようと考えている場合もあるかもしれません。
結論を言うと、他業種の資格を取得する意味はあります。
例えば、このブログで紹介している電気系資格の電験三種という資格は、電気関係の業務が未経験の人材を募集している求人もあります。
「なぜ他業種の資格を取得しようと思ったのか?」
この点は面接官が気になるポイントなので、理由を聞かれたときに、ごまかさずはっきりと応えられるように考えておきましょう。
まとめ
資格取得後の退職・転職について、
- 需要が大きい資格かどうか考える
- 資格取得後も次の仕事が決まるまでは在職がおすすめ
- 資格を重要視している企業に就職する
以上の点から、資格取得後に退職・転職活動をするためには、以上のポイントを意識して、求職活動をするようにしてください。
少しずつでもいいので確実に前進していきましょう。