でんけんぱに通信講座団体からメール

こんにちは、でんけんぱのたまきです。

でんけんぱマニアの方は、ひっそりと、ある通信講座のレビューが消えていることに気づいたかもしれません。

実はこの件に関して、去年からの動向が関係しているのですが、そろそろ触れても良さそうなので触れています。ただ、そんなに詳細を読みたくない人もいるかも知れないので、結論から伝えていきます。

この記事で伝えたい結論

  • 消費者の意見を取り入れている講座以外は選ばない方が良い
  • 数年以上サービスの向上が見られない講座は選ばないのが吉
  • 不安な方はでんけんぱ推薦講座を受講すればOK


というのが結論です。

あとにも述べますが、今回の1件でやり取りした講座は消費者の意見を取り入れる姿勢が全くない講座でした。結論としては

数年以上も全くサービスを向上させていない(内容が全く変わらない)講座は選ばない方が良いでしょう。

また、SATの講座にしても、翔泳社アカデミーの講座にしても、ユーキャンの講座にしても、現状維持ではなくて、サービス向上をしっかり意識されています。

一方で、サービス提供時から現状維持しかしていない講座もあります。そういった講座は、電験三種の出題傾向の変化についていけないので、選ばないほうが良いと考えています。

推薦講座認定のSATのパーフェクト講座であれば、充実したe-ラーニング講座、3大サポート。翔泳社の講座は独自の電話質問サポート。ユーキャンの講座は豊富な補完教材の充実など。

それぞれに強みがあります。他の講座と比較して、これは負けないといった強みがある講座はやはり内容も良いです。

反対に強みが出てこない講座は、内容も薄く、サポートも悪い講座というパターンが多いです。

サポートも悪く、質も悪い講座を選ばないように、不安であればでんけんぱ推薦講座を選んでおけば間違いないです。

以下の記事は通信講座の選び方を分かりやすく解説しているので必読です。

これで解決。電験3種の通信講座の選び方

事の経緯について

今回の件の始まりは、ある講座の運営元から、突然にメールが送られてきたことが始まりです。

私のレビューが目立ってしまったから、削除してほしいという一方的な通達が来ます。

ようするに、レビュー記事の削除要請が来ました。

私のブログは基本的に、他のブログが突っ込まない部分まで批評しているので、目立ってしまう部分はたしかにあります。

削除要請のメールが来るのも予想の範囲内では有りました。

ただ、予想外だったのは、改善する姿勢を返信メールから全く感じ取れなかったことです。

削除要請は丁寧な言葉でなくとも構いません。自分の組織の講座が批評されていれば、多少なり不快に思うでしょうし、言葉の丁寧さはこの際望んでいません。

それより、私が出した意見について改善する姿勢を見せてほしかったです。

削除要請をするくらいですから、私の記事を読んでいるはずです。私が指摘した点について、何らかの対応があってもいいはずです。

「ご指摘ありがとうございます」

「改善させていただきます」

「すみませんがこういった理由があるため改善できません」

こういったメールであれば、私も納得いきますし、丁寧な対応をされれば、仮に記事を削除する結果になったとしても、事情を考慮して、納得して記事を削除するでしょう。

ですが、私が指摘した点については一切触れることがなく、営業妨害になるから消して欲しいの一点張り。

例えば、嘘をついて、サービスが悪いと言いふらしたのならこちらに問題があるでしょう。

ただし、私は公式サイトの文面など根拠を示した上で、デメリットを感じたことをありのままお伝えしただけです。決して問題点を誇張したわけでもありません。

そもそも、事実を並べただけの記事で営業妨害になるのでしたら、Amazonのレビューなど営業妨害の嵐でしょうし、一般的に許される範囲内の記事にしたつもりです。

1つの記事といえど、魂を込めて書いています。なので、読者にとって有益になるであろう記事を一方的な言い分で削除させられたのは非常に憤りを感じました。

私は今回の記事削除について全然納得は行きませんでした。

ただ、良い記事を書いたり、読者から寄せられる質問に答える時間を削ってまでやるべきことでもないと思ったので、素直に削除には従いました。

ちなみに記事の修正は何度か挑戦しています。

乱暴な表現で書きすぎた部分もあると思い、訂正するも却下される

私としては、読者の判断材料として、良い講座のレビューも悪い講座のレビューも必要だという考えです。

もちろん記事を削除するのは気が進まないです。単純に時間をたくさんかけて魂を込めて記事を書いているというのもありますし、なにより読者の判断材料がなくなってしまうのは残念に思うからです。

よって、すぐ削除はせずに、ある程度表現を柔らかくしたり、良い面も改めて真剣に探したりして、記事を掲載できるように交渉していましたが許可はおりませんでした。

また、該当の講座のホームページには意見封じの警告文が書かれており、講座の内容に触れることは一切禁止するという文面が記載されていました。

場当たり的に定めた独自の規約で、意見を封じるというのは、少なくとも私の知る通信講座では他に例がありませんし、消費者からの貴重なはずの意見を無視するのはその団体にとっても非常に不利益なはずです。

総合評価Bまでであれば、ある程度個人の感覚による違いがあるのかもしれません。ただ、総合評価Cというのはよほどのことがない限りつけません。私がブログ内で指摘した点に関して少しでも改善する意志を見せていただければよかったです。

もし私の記事が消えたとしても、その講座を利用する顧客にとっては改善されるのは有益なことだからです。

ただ、今回のように、少し都合の悪い記述があったからと言ってすぐ削除要請をして、すぐに修正できる問題点の指摘記事を読んでいるにも関わらず改善の気持ちが全くないというのは少し理解に苦しみます。

指摘した点は、サービス内容だけでなく、単なるサイト内の記述が誤解を生む可能性があるとか。そういった点も含まれているので、画像の差し替えで済む話で予算も人員もかかりません。

削除するという約束になっていますので、どの講座という具体的な話ができませんが、でんけんぱの推薦講座の話ではありませんので、ひとまず安心していただければと思います。

当ブログのスタンスについて

電験三種の通信講座はたくさんあります。ひとつ確実に言えるのは、良い講座であればあるほど、メールの対応も誠実だし、講座自体も毎年改善を重ねられています。

逆に悪い講座ほど、他の人の意見は聞かないし、講座の内容も化石みたいに良くならないのです。

だから、知名度が良くてもおすすめしない講座も多くあります。

また、批評なのか営業妨害かの違いについては、やはり単純に事実に基づいているかどうかだと思います。

サービスが悪くないのに、悪かったと書く。あるいは、事実を誇張して書いたりする。例えば返信が1日遅れたのを一週間遅れたと書くとか。

そういった、どう考えても貶めてやろうと思って書く情報というのはこれは、営業妨害だと思います。

ただ、私の記事を以前から読んでいただいていた読者ならお分かりの通り、私の記事は基本的に事実しか並べないので、嘘は書かないんですね。

実際に、悪いだろうとか、憶測の部分ではなく、

  • 公式サイトの記載を元に
  • 内容をしっかりと確認して
  • 事実を誇張せずに

批評しています。ですから、それを営業妨害と言われるのはこちらとしては納得できませんし、講座を作成する側の努力不足をまずはなんとかするべきだと思います。

電験三種の通信講座を客観的に評価

意見を取り入れない通信講座に未来はない

で、その講座の団体は、どうやら都合が悪い記事が上位にあがってくると、すぐに削除要請を出しているようです。

毎年改善を重ねているおすすめ講座と全く違うところですね。

そして、今回の件で、批判メールを送付した団体に言いたいことは、意見を取り入れる姿勢すら見せないというのは本当に致命的だということです。

こちらも、魂かけて記事を書いています。

少なくとも、私がレビューで指摘した点について、単なる記載や表現の誤りも含まれていたので、すぐに直せる部分もたくさんあったはずです。ですが改善される見込みはありません。

ただ、良い講座は他にもたくさんあるので、わざわざ買う必要のない講座ではなくて、ちゃんと価格と内容が伴った講座を受講するべきです。

事実、SATの講座を紹介しているブログの中では私が初めて、質問の回数が少ないところが良くないということに触れました。

私のおかげではないとは思いますが、その次年度の講座では質問回数がしっかりと増えてます。
限定販売でなかなか手に入らなかった猫でも分かるシリーズも一括セットで入手できるようになったりとか。かなり改善はされています。

良い講座は、消費者の悪い意見もしっかりと取り入れる姿勢があるから、しっかりと講座内容が良くなるんですね。

逆に悪い意見が出たとたん、すぐに削除要請して、悪い口コミをゼロにしようとする姿勢は間違った努力であると断言できます。

味がまずい料理店があったとして、大抵のお客さんは苦情を入れません。ほとんどが、何も言わずそっと離れていくというのが大半なんです。

だから、意見を提供する人というのは貴重ということを少し分かっていただけたら良かったなと思います。

電験三種の推薦講座は消費者目線

営業妨害ではなく批評です

「公式サイトにもちゃんと、こちらの講座の情報を書くなという注意書きを書いています」

みたいな感じの文章とともに削除要請が送られてきました。

ただ、私はレビューする側の人間として適当なことはかけません。

したがってトップページに書いているような注意書きを見逃すことはしません。

実際、私が記事を書いたときには、その団体のサイトのどこにもそのような文章が記載されていることは有りませんでした。

おそらく、私の記事が上位表示(当時は講座名で検索1位)されてしまったので、削除させるために、後出しジャンケンで注意書きを書いたのだと思われます。

ちょっと都合の悪いことを書かれるとすぐに消してほしいと頼むのは上記でも書いたとおり、講座の未来のためにも良くないと感じています。

例えば、私はおすすめしている講座であっても、悪いところは悪いって書いていますし、直してほしいことはメールでも直接指摘しています。

私への削除要請メールで、営業妨害であることを強調されているように感じましたが、私のレビューは営業妨害ではなく、事実に基づいた批評なのです。

事実に基づかない意見はただの誹謗中傷であり悪口です。ただ、事実に基づいているからこそ、批評できるのです。

削除要請するより、講座を提供する上で大事なことは他にある

そして、その団体に言いたいことは、

電験三種の講座はたくさんあるので、しっかり正しい努力しないと生き残っていけないということです。

私の記事を消してほしいと頼むのは結構です。しかし、貰った意見はしっかりと講座に反映させないとお客さんは離れていきます。

一番悲しいことは繰り返しますが、削除要請したことよりも、指摘したことを一切修正する様子がないことです。

講座の内容についても指摘しましたが、こちらはすぐに直せない事情も理解はできます。

まず、上司が意見に応じてくれるかという問題がありますし、予算の問題もあります。

しかし、画像の差し替えなど、すぐに修正できる部分に関して、改善しようという気がないことは非常に残念に思いました。

例えば、私が指摘した、閲覧者が誤解を招くような、給付金制度のについての画像なんかは、お金を掛けている画像でもないですし、やろうと思えば一人で数十分で訂正できる範囲なんですよ。

簡単なことすらやっていないということは、やはり消費者の方を向いて講座づくりはしていないんだなと思います。

だからこそ、後ろ向きな姿勢が、講座の内容に悪い形で反映されてしまうのだと思います。

1ブロガーの意見に従うのが難しいなら、告知を出さずにこっそりと直していただくのがベストだと思います。ただ、今でも受講者が誤解を受けるような表現すら訂正されていません。

結局は、講座に対する熱量の無さが、黙って顧客が去っていく結果になるのかもしれないですね。

推奨講座の販売元のSATの販売姿勢を見習うべき

良い電験三種講座と悪い電験三種講座を比較

ちなみに私が一押しするSATの講座に関しても、しっかりと欠点は指摘しています。

いいところだけを切り取るのではなく、欠点も指摘した上で、それでも使う価値のある講座なのか?ということを、しっかりと伝えるのがレビューワーとしての責任だと思っています。

株式会社SATを筆頭とした優良な講座を提供している企業は、ちゃんと悪いところは改善しようという意志があるのですね。だからこそ、通信講座という生き残りが難しい業界で生き残っているわけですし。

毎年、顧客の声などをしっかりと受け止めて改善されています。例えば、もともとSATは消費者アンケートをフル活用するなどして、消費者の意見を多く取り入れて、改善する姿勢が特に強い企業です。

顧客の声に耳を傾けて改善していく企業は、提供しているサービスも良いものです。

悪い意見が出たから封じるというのではなく、どのようにすればもっと良い講座になるのか?を考えるのが企業努力と思います。

意見を封じ込めようという間違った方面への努力は、SATを始めとした、企業努力を怠らない講座に差をつけられるだけだと感じます。

まとめ

今回の件については記事を書くこと自体も迷いました。まず、記事の削除を頼む態度がかなり不誠実かつ上から目線で不愉快だったので思い出したくないというのもあります。それよりも、読者のために記事を書くべきではという思いもありました。

ただ、書くべきことは、書く。という自分のブログのスタンスを変えたくはないので、自分自身のスタンスをはっきりさせるために、あえて記事にさせてもらいました。

どの講座を受講するか迷った場合はこの2つの講座から選んでおけばOKです

今後もでんけんぱブログでは、書きたいことは素直に書いていくので、削除要請をもらうことはあるかもしれません。

ただ、その場合もおそらくはどの記事を消したとか報告することはできないと思います。

ですから、いつのまにか消えているようなレビュー記事があった場合はそういうことなんだなと思ってください。

私は批判されたとしても、これからも読者の方が有益になる記事を書いていきます。